BSデジタルで映画観てます。

仕事している時は、録画していたのですが、いまはリアルタイムで見れます。
幸せです。

一日遅れになったけど、『男の出発(たびだち)』のレビュー。

いわゆる西部劇です。
でも、ベトナム戦争時の1972年に撮られているせいか、西部劇でもあまり明るくないですね。

日本人にとっての時代劇が、アメリカ人にとっての西部劇じゃないかなあ・・・と思います。

いまの日本は、時代劇の時代とは全く異なるけど、「サムライジャパン」とか言ったりしますからね。
それと同じで、アメリカ人の原点にはカウボーイがありそうです。

本作は「カウボーイになることを夢見る16歳の少年が、身を持って体験していく現実の厳しさを描くウエスタン」ということで、西部劇ではあるけど、青年の成長譚でもあります。

*** 以降、ネタバレあり ****

後半に進むにつれて、「あれ? ちょっと普通の西部劇と違うかな」と思わせられます。
敵(悪人だったり先住民だったり)を倒して、開拓を進めていくことを是とする西部劇の雰囲気があまりないんですよね。

結末もそうでした。

前に書いた通り、ベトナム戦争時の作品なので、「(たとえ武力を行使しても)どんどんフロンティアを開拓していくことが良いことだ」という精神が揺らいでいて、それが作品のトーンに反映しているんでしょうね。

映画としては物足りないところもありますけど、こういう作品のトーンは結構好きです。


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