なんとか残業を切り上げて帰宅して、BSプレミアムで『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』を鑑賞。

良くできた大作だなあ・・・と思います。

ハリウッド映画のお手本のような作品ですね。
逆に言うと、ありがちな映画とも言えますが。

・多くの敵に襲われても、大量の弾丸や弓矢を浴びせられても決して死なないヒーロー
・派手なアクション
・血沸き肉躍る冒険
・美女とのラブロマンス
・立ちはだかる強敵
・裏切り行為
・ヒーローを支える仲間たちとの強い絆(でも、途中で仲間は敵に襲われて死んだりする)

みたいな、ハリウッド映画の鉄板要素が揃っている。
後は、歴史や伝説の世界を描く場合は、これにエギゾチズムという調味料が加わります。

本作品には、それにタイムトラベルという要素が加わっていて、ストーリーの重要要素となっている点が、斬新というか、新しい点と言えるかもしれません。
タイムトラベル自体はハリウッド映画には珍しくはないのですが、このジャンルの映画に掛け合わさっている点はちょっと珍しいかも。
色々な要素がてんこ盛りなのが、2時間弱に手際よくまとまっています。
スケールが大きくて、映像の作り込みもしっかりしていて、ハリウッド大作にふさわしい映画です。

BGMや効果音の使い方といい、ストーリー展開といい、あまりにも鉄板過ぎるところはありますねえ。
主人公が危機を乗り越えた直後に、ヒロインとのキスシーンがあるとか。

映画ファンとしては、ちょっと既視感があり過ぎた感じ。
もう少しずらしてほしかったなあ・・・と思います。

それにしても、ハリウッド映画って、過去を描いても、異国の世界を描いても、アメリカニズムで塗りつぶされてますね。
歴史上の英雄なんて、敵を殺しまくって、占領した国の女を略奪し、犯しまくり、妻を複数めとり、権力闘争の末に兄弟やら家族やらを殺害したりしてるわけですが・・・
ハリウッド映画の中で、そういう主人公って、見たことないですねぇ。
そういう主人公の映画を作ってもヒットしないし、非難浴びまくるんでしょうけどね。
現代的な視点から「正義の味方」としての役割を全うしてくれないと、安心してお金払って鑑賞できませんからね・・・

それにしても、ハリウッド映画って、どんな設定でも、アメリカ人が英語でしゃべっていても不自然ではないというお作法(?)がありますね。
ヨーロッパ~中東、アフリカ当たりまでは、違和感なくカバーできる感じです。

『テルマエロマエ』で古代ローマ人を日本人が演じて日本語をしゃべっていたり、『蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜』でチンギスハーンを反町隆史が日本語で演じていたりするのには、どうしても違和感がありました。

ハリウッド、というかアメリカという国自体が、多民族で構成されていて、どの民族を演じるにも、それなりに適した役が見つかるというのもあると思いますが、いずれにしても、どの時代の、どの国の物語でも演じてOKというお約束があるお蔭で、多様な作品がつくれるというのはあると思います。

いやー、映画って本当にいいもんですね~
それでは次週をご期待ください。
サヨナラ サヨナラ サヨナラ ♪


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