録画していた『ザ・ヤクザ』観賞。

1974年のアメリカ映画で、監督・制作は巨匠、シドニー・ポラック。
2005年には『イントゥ・ザ・サン』としてリメイクされています。

だいたいこういう映画って、外国人が勘違いしまくった世界を見せられるのですが・・・
本作は、ヘンだなあ・・・と思えるところはありましたが、概ねまっとうでした。

いずれにしても、日本社会、ヤクザ社会をリスペクトして、理解しようという姿勢が感じられるので、勘違いはあっても、日本人として不愉快に思うところはありませんでした、

あと、脚本がしっかりしているので、飽きずに見られます。

アメリカ人の私立探偵(ロバート・ミッチャム)が、旧知の元ヤクザの日本人(高倉健)と協力して、誘拐された娘を救出するため、日本のヤクザ組織に立ち向かう・・・

という話。
過去の出来事が現在に生きてきて、物語が重層的になっています。

最後のアクションシーンは、やくざ同士は刀で切り合い、アメリカ人は銃を撃ちまくり・・・
やくざも銃を撃った方が効率的だろう!と思うのですが、(当時としては)臨場感のあるアクションシーンでした。
あまり見ないカメラワークがあったりして、新鮮に思えるところもありましたね。

若き日の高倉健は格好いいですねえ。
ハリウッドの俳優に一歩も引けを取らないどころか、一番輝いていました。
寡黙ながら、表現力のある、いまはいない、稀有な俳優ですねぇ。

日本でロケしてるんでしょうし、70年代の日本の雰囲気が実際に良く出ているんですけど、どこかエギゾチックな雰囲気を漂わせているんですよねえ。
アメリカ人が撮影すると、アジア的な土臭さが消えて、無国籍風の独特の映像に仕上がりますね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください