フジテレビで『天使と悪魔』をやっていたので、思わず見てしまいました。

途中でCMが入ったり、カットされたりしているので、本当は民放で映画を見るのはあまり好きではないんですけどね。

さて、今回の放映は『インフェルノ』の公開記念です。
『インフェルノ』の見た人の評価は、可もなく不可もなくといったところなので、『インフェルノ』は見るかどうかはわかりません。

ラングドン教授シリーズ一作目の『ダヴィンチコード』は映画も見たし、原作も読みました。

映画の『ダヴィンチコード』は原作のディテールを端折っていて、重層感が薄れてはいたものの、楽しめました。

『天使と悪魔』は飛行機の機内で、英語(字幕なし)で観た記憶があるのですが、ちゃんと理解できていませんでした。
再度見て、やっと「こういう話だったのか」と理解できた次第。

「宗教と科学の共存共栄」という西洋哲学的なテーマですが、あくまでもそこに深く踏み込むのではなく、アメリカ映画らしいエンターテイメント作品として仕上がっています。
最近、古い映画を立て続けに見ているのですが、さすがに現代の映画は退屈させないように構成とストーリー展開が練られています。

『ダヴィンチコード』が謎解きで引っ張っているのと比べると、早々に謎が解き明かされていて、ミステリーというよりはサスペンス的な要素が強くなっています。
そう思っていたら、終わり近くでどんでん返しがありました。
さすが、ダンブラウンはストーリーテラーとして優れているなあ・・・と思いました。
ちょっと設定にムリがあるとは思いますが。

それにしても、アメリカという国は、歴史と文化のあるヨーロッパに対してコンプレックスがあるんでしょうね。
ヴァチカンの保守性、閉鎖性に対する批判意識もある作品かと思いましたが、一方でヨーロッパに対する愛憎が交錯するような作品だったと思います。

アメリカ人はヨーロッパ人と比べても宗教意識が強いと言われています。
ラングドン教授自身は、無神論者のようですが、それでも宗教とどのように向き合っていくのか?というのは最終的には重要な課題意識として浮かび上がってしまうんだよなあ。
科学で最先端を走っているアメリカという国で、宗教と科学の折り合いをどうつけていくのかというのは、重要な課題なんでしょうねえ。
日本人はそれを何となく処理してしまっていますが。


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