BSプレミアムで録画しておいた『パーマネント野ばら』観賞。

いやー、やられましたねえ。

これまでありそうでなかった、独自の世界観を持つ映画でした。

監督は、いまや日本映画界の一角を支えているといっても過言ではない、吉田大八。
主演は菅野美穂。
脇役に小池栄子、江口洋介、夏木マリ等で固めています。

いやー、菅野美穂がイイ!!

原作は西原理恵子。

西原作品らしく、ヘビーな家族関係、恋愛がドライな筆致で描かれています。

ロケ地の宿毛(高知)の風景が美しく、シーンを個別に切り取ると、詩情溢れる文学的な映画に見えます。
ところが、合間にドロドロした情念の世界が入ってくる。
でも、描かれ方がドライで、重くならないんですよね。
全体的に静かな雰囲気を醸し出しています。
この振れ幅の大きさの中で、全体としてはバランスの取れた端正な映画に仕上がっているのは、職人芸だと思いましたよ。

人間のダメさをこれでもかというくらいに描きながら、それが愛らしく美しいのは、作り手たちがダメさ加減も含めて人を愛しているからなんだろうな。

で、ラストに向かって意外な展開をします。
ダメンズ女を描いた映画に見えながらも、究極のロマンがある。

地味ではあるけど、とても優れた映画です。

いやー、映画って本当にいいもんですね~
それでは次週をご期待ください。
サヨナラ サヨナラ サヨナラ ♪


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