BSプレミアムでやっていた『キャプテンフィリップス』観賞。

『ハドソン川の奇跡』を最近観ていたこともあり、色々と繋げて考えるところがありました。

『ハドソン湾の奇跡』はヒーロー像の見直しと人々の連帯を描いた佳作(1042本目)

『ハドソン川の奇跡』同様、本作も実話を元にした作品で、しかも主演がトムハンクス。

ただし、作風は、同じトムハンクス主演で言えば、『ハドソン川の奇跡』よりは、『キャストアウェイ』に近いかなと思います。

2009年のソマリア海域人質事件がテーマです。
でも、この事件は知らなかったなあ。
コンテナ船の船長フィリップスをトムハンクスが演じます。。
海賊の人質となった船長が不屈の精神で耐え抜き、海軍特殊部隊ネイビーシールズによって救出されるまでが描かれます。

リアリティがあり、非常にスリリングな佳作でした。

さほど昔ではない、事実を元にした映画が最近アメリカでは多いですね。
フィクションよりもリアルを求めるトレンドが強くなっている感じが凄くありますね。
今年のアカデミー賞の傾向もそうでした。

なぜ、最近トムハンクス主演の映画が多く、しかもヒットするんだろう?
トムハンクスが俳優として優れているというのもありますが、それだけではないと思います。

スタローンやブルースウィリスが演じた、80~90年代のヒーローは肉体派で暴力を伴います。
しかし、トムハンクスは、暴力は振るわないですが、知力と不屈の精神力で苦難を乗り切ります。
オバマ政権下では、暴力的でないヒーローが求められているんじゃないかと思うんですよね。
トムハンクスはそうした現代のヒーロー像に合致していて、しかもその役割を完璧に演じられる。
だからこそトムハンクスが脚光を浴びてるんだと思います。

余談かもしれませんが、クリントイーストウッドはちょっと別の方向を志向していて、暴力的なヒーロー像を反省的に描くことで、現代でも最前線のポジションを確保しています。

ヒーロー像も求められる時代によって違うということでしょうね。

なお、キャプテンフィリップス本人は自分が英雄であることを否定しているようですが。

いやー、映画って本当にいいもんですね~
それでは次週をご期待ください。
サヨナラ サヨナラ サヨナラ ♪


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