三連休は録画した映画を一気見してます。
『ボビーフィッシャーを探して』。

ずっと見たくて見れてなかった映画でしたが、名作でした。

天才少年チェスプレイヤーのジョシュ・ウェイツキンの父親が綴った手記をもとに映画化したもの。
ということで、実話が元になってます。

日本は将棋が全盛なため(?)、チェスはあまり流行りませんね。
なので、ボビーフィッシャーとか、ジョシュ・ウェイツキンとか言われても、ピンと来ません。

ボビーフィッシャーはアメリカの天才チェスプレイヤーとして歴史に名前を残しています。
ただし、かなり奇行が目立った人のようで、何度か失踪したりしています。

ジョシュ・ウェイツキンは「ボビーフィッシャーの再来」と言われる。
父親の意向でチェスの英才教育を受けてさらなる高みを目指すが・・・

というお話。

面白いのは、教育熱心なのが母親じゃなくて父親という点です。
母親は、息子にもっと普通に育って欲しいと思っています。
だいたい、日本では教育熱心なのはママですからね。

日本では全ての分野で平均的に優れた能力を身につけさせようとするが、アメリカでは個人の優れた部分を伸ばそうとする。

みたいなことが良く言われています。

例えば、数学で傑出した能力を持つ子供がいたとすると、日本では数学の能力を極限まで伸ばすのではなく、国語や英語も含めて、他の科目を勉強させる。
アメリカは逆だといいます。

アメリカに住んだことないのでわかりませんが、ウェイツキンの教育は典型的なアメリカ型ですね。
チェスの能力を最大限に高めようとするが、学校の勉強やそこでの人間関係なんかはどうでもいいと父親は考えている。

たしかに、アメリカのようなやり方の方が、個人の能力を伸ばすという意味では優れているかもしれません。
一方で、才能はあるけど傑出していない人、傑出した才能はあっても頂点には立てない人もたくさんいるわけです。
そうした人の苦しみというのはやはりあるんでしょうね。

** ここから先ネタバレあり **

さて、ウェイツキンはチェスで傑出した才能があるのですが、性格が優しすぎて攻撃的になれない。
で、同じチェスの才能を持つ子供で攻撃的なスタイルを持つ強敵があらわれて・・・

ということなんですが、最終的にはウェイツキンが勝利します。
映画を観る前は、「ウェイツキンは負けて別の人生を歩む」という結末だとばかり思い込んでいましたが・・・

その辺はアメリカ映画なので、負けて終わってはダメなんでしょうかね。

ジョンウェイツキンのキャラを見ていると、『ピンポン』の月本君を想起させます。

こっちの月本君は、ウェイツキンとは違った人生を歩むことになりますが・・・

さて、映画では描かれていないウェイツキンのその後ですが、武術家に転身して、太極拳推手の世界選手権覇者にして、黒帯の柔術家になった(!)そうです。
なんと、点は二物を与えるんですねえ。

それはさておき、才能はあってもなくても、才能に囚われている限りは、人は苦しむものなんだ・・・と思いました。
苦しんでも栄光に手にすべきなのか、凡庸さに甘んじるべきなのかは、どちらがよい生き方なのかは良く分かりませんね。

いずれにせよ、僕の子供時代は、誰からも、何の期待もされずに育ちましたから、プレッシャーはなくて楽で良いです。

いやー、映画って本当にいいもんですね~
それでは次週をご期待ください。
サヨナラ サヨナラ サヨナラ ♪


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