映画の話題ばかりですみません。
最近、連続して映画見てるので・・・

BSプレミアムでやっていた『海洋天堂』。

2010年の中国映画です。
この作品しらなかったなあ・・・
評価が凄く高いですが、日本では、単館で上映されたかされなかったか・・・という感じのようです。
ネットで調べても、地方自治体やNPO法人の上映会がひっかかってくるので。

さて、本作の主演はジェットリー。
この人、北京武術大会5連覇という快挙を成し遂げています。
武道の頂点を極めた人なんですよね。
その後、アクションスターに転身。
最近はアクションを捨てて、演技に専念。
その背景には、健康上の問題もあるみたいですね。
天は二物を与えていますねえ・・・

自閉症の息子大福(ターフー)役のウェン・ジャンも凄くよかったですよ。
実力派だと思いましたが、中国ではアイドル的人気もあるようですね。

さて、物語ですが、妻に先立たれ、自閉症の息子を持つ父親が主人公です。
で、このお父さんが癌と診断される。
死を目前として、息子が一人で生きていけるようにと奮闘する・・・

という話です。

ベタすぎるストーリーで、日本ではこういう作品は企画段階から「古臭い」と言われて作れないんじゃないかと思います。
昭和時代なら成立したのかな? と思いますが。

最近では、障害を持つ子供と親の関係を描いた、『くちづけ』という日本映画があります。
本作も名作ですが、重いテーマを持ちながら、ユーモラスな展開でうまく現代にマッチさせていました。
こういう描き方をしないと、現代日本では受け入れられないかも。

『海洋天堂』に戻りましょう。
ベタなストーリーながら、淡々と描かれていて、押しつけがましさはありません。
映像も音楽も洗練されています。
ちなみに、音楽は久石譲です。
中国映画ってバカにできないと思うんですよね。
名作を量産しているとは思いませんが、たまにハッとするような素晴らしい作品を出してきます。

自閉症の息子の引き取り先がなかなか見つからないのですっが、中国は社会福祉が未整備なんだな・・・と思わされます。
一方で、人的なつながりはまだ残っているのかもしれません。
まわりの人たちが父と息子に手を差し伸べる。

「中国はエゴイストの集まり」みたいなイメージを持つ人が多いかもしれませんが、本作を見る限り、非常にあたたかい人間関係が描かれています。

社会環境は違いつつも、日本でも同じような問題を抱えている家庭は多いと思います。
特に、日本では親の介護問題がありますからね。
そういう意味では、普遍性を持つテーマであり、普遍性を持つ作品だと思います。

いやー、映画って本当にいいもんですね~
それでは次週をご期待ください。
サヨナラ サヨナラ サヨナラ ♪


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