毎週火曜日の恒例となってますが、BSで『男はつらいよ』見てます。

これからの人生の指針として、勉強になります(!?)。

今回は、22作目、1978年公開の『男はつらいよ 噂の寅次郎』。

22作目にして、まだ1978年!
調べてみると、80年代くらいまでは、1年に2~3本作られてるんですねえ。
いまからしてみると、ものすごいペースですね。
当時はシリーズドラマでも作るような感覚だったのかもしれません。

でも、このシリーズ、フォーマットに従えば何作でも作れてしまう(?)感じです。
このシリーズのすごさは、いくらでも作品が量産できるフォーマットを作ったことにあると思います(!?)。
「俳優が生きている限り」という条件が付きますが。

しかし、これだけシリーズ化されるんだったら、サブタイトルはもう少し工夫して欲しいなあ。
作品が識別できません。
「噂の寅次郎」って、どの作品でも成り立つでしょう!

それを言ってしまうと、最近の「007」シリーズもそうなんですが。

さて、本作ですが、ストーリー的には特筆すべきところはないかなあ・・・という感じです。

キャストで言うと、マドンナ役の大原麗子が美人です。
いまから見ても美人です。
この方が「とらや」でバイトするという設定なのですが、これはもはや、完全なフィクションというか、妄想というか、そういう世界ですよ。
AVなんかでありがちな、ありえない設定に近い(失礼しました)。

あと博の父親役として志村喬が出てますが、非常にいい味出してます。
改めて思いますが、このシリーズは脇役でもかなりいい俳優を起用してますねえ。
さすがは国民的な映画です。

昔の作品から順番に観ていくと、時代による変化が伺えます。

大原麗子演じる早苗は既婚ですが、離婚調停中です(作品の途中で離婚が成立)。
離婚の理由も、性格の不一致的な曖昧なものです。
夫婦関係の変化があるのかなあ・・・と思います。

あと、柴又の人たちは、基本的にはかなりおせっかいな人たちばかりですが、初期作品と比べると、他人に対して多少は距離を置くようになっているようにも見受けられます。
(それでもかなり近いですがね)

改めて何作か連続で見て思うのですが、寅さんの失恋って一方的に振られているだけじゃないんですよね。
肝心なところで寅さんの方が腰が引けてしまっているシチュエーションが結構目立ちます。
勝手な推測ですが、二次元を愛するアニオタに近いところがあると思います。
現実の女性と深く向き合うよりは、自分が勝手に理想化した女性像に憧れている方が心地が良いのではないかと思います。
リアルな女性ではダメなんじゃないかと・・・

僕自身、そういうところがあるので、共感はできます(笑)。

あと、脇役で泉ピン子が出てきます。
若いころの泉ピン子は、南海キャンディーズのシズちゃんと被りますねえ。
外見は別にブスじゃないけど、ブスキャラを演じているあの感じ。


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