最近、映画の話題が多いですが、実際にたくさん鑑賞しているのでしょうがないです。
黙ってお付き合いください。
仕事を終えて、自宅に戻り、夕食をとりながら、BSでやっていた『シックセンス』を鑑賞。
食事しながら観る映画ではなかったなあ・・・
と反省しました
それはそれとして、本作はすごくよくできた映画ですねえ。
新入社員の頃だったと思いますが、この映画、映画館に観に行ったんですよ。
冒頭に「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」とあります。
いまの言葉で言うと、「ネタバレすんなよ!」ということですが、僕の頭が鈍すぎるせいか、映画を見終わっても何が謎だったのか、さっぱり分かりませんでした。
当然のことながら、この作品の良さも理解できませんでした。
当時はまだネット上の情報が少なかったこともあり、それ以上突っ込んで調べませんでした。
ある時、ふと気になって、調べて、謎が解けました。
それから20年近く経ち、やっと今日2回目を観た次第です。
なるほど!!
と感心しましたね。
結末を知ってから見ると、前半のシーンの意味が良くわかります。
当然、一回目に観た時とは違う印象を受けます。
多層的に良く練って作られている作品だなあ・・・と今でも思ってしまいます。
この最後のどんでん返しというか、ネタバレというか、そこがなければこの映画は平凡な作品だと思います。
まあ、本作の本質はココにあるのであって、そこを除いて語ることに意味はないのですが。
最後のどんでん返しがちゃんと理解できた人も、2度観るべきだと思います。
改めて、この映画がどのくらい綿密に設計されているかが理解できると思います。
余談ながら、本作でブレイクした監督のM・ナイト・シャマランは、本作以外のヒットには恵まれず、「一発屋」的な存在になっているようですね。
天才子役、 ハーレイ・ジョエル・オスメントは、大人になって「平凡な青年」みたいな外見になりました。
飲酒運転やマリファナ所持で逮捕されたりもしたようです。
今も俳優活動はしているようですが、当時の輝きはないようですねえ。
すでにアクションスターとして有名だったブルースウィリスが「演技派俳優」としての足掛かりを作ったというのはありつつも、色々な点で「一発勝負」な作品だったのかなあ・・・と思います。
良作であることは間違いないですけどね。
いやー、映画って本当にいいもんですね~
それでは次週をご期待ください。
サヨナラ サヨナラ サヨナラ ♪