リタイアしたら『007』や『男はつらいよ』の長寿シリーズを全部観るとか、そういう無駄なことをやってみたい気もします。

NHKのBSで『男はつらいよ』の一作目をやっていたので、リタイアの準備として(?)録画して見ました。

『男はつらいよ』は10作くらいしか観たことなく、特別好きなわけでもないですが。

さて、本作は1969年公開。
僕の生まれる前です。

さて、逆に時代が経っていることで発見も多かったし、1作目という視点からも色々と面白かったですよ。

寅次郎が柴又に戻ってきてトラブルを起こす⇒旅先で知り合った女性に恋に落ちる⇒失恋する⇒再び旅に出る
というのがメインストーリーとしてある。
別の誰かの恋愛があり、それを寅次郎がかき乱したりするが、こちらは成就する
というサブストーリーが展開される(場合が多い)。

一作目でほとんどフォーマットが固まってたんですね。

本作のサブストーリーの部分を担うのは、妹のさくらです。
一作目でさくらが結婚して子供までできてしまうとは知りませんでした。

しかし、若いころの倍賞千恵子って綺麗ですね~
おばさんになった時しか見てないので、ちょっと驚きました。

で、さくらの見合い話があるんですが、当時の社会的風潮がわかって面白いです。

大学を出る⇒会社(できれば大手)に入る⇒出世する

というのが成功者のコースとしてあって、結婚においても、そういう男が歓迎された。
いまもそうなんでしょうが、あからさまにそういう描き方はしないと思います。

しかし、寅次郎はノマドの先駆者だなあ・・・と思いました。
実に現代的です。

寅さんについてですが、毎度の失恋はさておき、憧れるような生き方ですね。
実はサラリーマン社会の裏側で、寅さんに憧れる人たちがいたからこそ、この作品は長寿ヒット作として成立してるんだと思います。

僕自身、

長期で海外を放浪する⇒たまに実家に帰る⇒またふらっと旅に出る

みたいなことをしたいと思っています。
もちろん、滞在中は実家にお金は入れたいと思いますが。

だから、いま見ると寅さんの生き方は、僕にとってかなりリアルなんですよね。


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