やっと『64(ロクヨン)後編』を観れました。
結局、1月くらい間をおいてしまった。
前篇のレビューは下記です。
登場人物が多く、ストーリーも複数時代が交錯しているので、ディテールを覚えていませんでした。
まあ、観ている間にだいぶ思い出してきましたが。
前回書いた通り、後編だけ見ても楽しめないので、ご注意ください。
さて、後編は、伏線がうまく回収されていきます。
「なるほど、こう繋がっていくのか!」
と構成に感心させられましたよ。
まあ、日本のミステリー作品はこの辺がうまいと思いますね。
豪華俳優陣が出演している中で、作品自体は地味で手堅く仕上げているなあ・・・と思いました。
半分過ぎたあたりから、だいぶ謎が読めて来るのですが、後半は人間ドラマの要素が前面に出てきます。
ただ、少し内面の深堀りが弱かったかなあ・・・と思いました。
いずれにせよ、最近の日本映画のメジャー作品にイマイチなものが多い中、本作は良作と言ってよいでしょう。
原作も良いようです。
NHKでもドラマ化されていたようですね。
「ドラマの方が良い!」という意見もありますが、観てないので比較はできません。
ドラマの方も観たいなあ・・・と思わせられました。