最近の日本映画はつまらんなあ・・・と思います。

別に日本映画を嫌ってるわけではなく、2013年くらいまでは素晴らしい作品がたくさんあった気がします。
『そして父になる』『永遠の0』以後がなかなか続いてない感じ。
『海街diary』は良かったけど、是枝作品の中で比較すると普通かな・・・と言ったところです。

日本映画は再び衰退に向かってるのかなあ・・・

と思った矢先!

仕事が早く上がったので、岩井俊二の新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』を観に行きましたが・・・
完全にヤラれました。
リップヴァンウィンクルの花嫁1

今年はこれを超える邦画には会えないだろうなあ・・・と思います。

しかしっ!!

この作品、都内では5館でしかやってないんですよね。
予告編を見た記憶もありません。
力を入れる作品が違うんじゃないの?
日本の映画界よっ! と憤りたくなりますよ。

行ったのは「T・ジョイPRINCE品川」。
はじめてでちょっと迷いました。
ホテルの中にあり、最近リニューアルされたようで、綺麗でした。
にもかかわらず、周囲含めて閑散としてます。
T・ジョイPRINCE品川

座席も2割以下しか埋まってない状態。
大丈夫か? 日本の映画ファンは!? と心配になりましたよ。

それはさておき、作品の話をせねば・・・ですね(笑)。
3時間と長い作品ですが、かなり見応えがあって、退屈はしませんでした。
途中、進行がゆっくりになるところはあるし、結構長回しのシーンもあるけど、映像の撮り方が巧みで、ストーリーにも一定の緊張感があるので、ダレません。
俳優の演技力も優れていて、長回しにしても、感情の動きがしっかり表現できるというのもあるのかも。

長時間映画は、回転率が下がるので、映画館としてはあまり上映したくないそうですが、上映館が少ないのはそういうところも影響しているのかな?
でも、見る側からするとメリットなんですがね(映画を観る時に時間単価を計算する人はいないでしょうけど)。

岩井俊二作品は、「ハードボイルドとセンチメンタリズム」「残酷さと優しさ」といった、相反するものが良い感じで調和されていて、それが独自の世界を形作っています。
今回は、それが良い感じで作品として結実された感じです。

世界観は全然違うけど『スワロウテイル』を観た時の印象に近かったですね。

黒木華はじめ俳優の演技力と個性、独自の映像世界と定番のクラシック音楽が馴染んで、何とも良い作品でした。
思い余ってストーリーまで辿りつかなった(笑)ので、改めて書きます。

原作(↓)も良いらしいです。


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