やっと『鬼滅の刃』を観てきました。
前評判がやたら良いし、日本の興行収入もすでに歴代5位に位置付けています。
1位を取る可能性も十分にありますね。
「煉獄さん200億の男」がトレンド入り 劇場版「鬼滅の刃」公開24日で興収204億円突破!歴代5位に
ただ、実際に見てきて思ったんですが、「たしかに面白いけど、期待値が上がりすぎていたせいか、傑出しているほどでもないかなあ……」と思いました。
ちょうど、『シンゴジラ』を見た時に抱いた感想と同じですね。
たしかに、映像はすごくよくできているし、2時間飽きることなく観られました。
ただ、ストーリーが王道すぎて新しさには欠けるなあ・・・とも思いました。
と思ったら、同じようなことを書いている人が他にもいました。
『千と千尋』超えも見えた『鬼滅の刃』、「新機軸はないが王道」と言えるワケ
- 善悪が明確で、善が悪を倒すストーリー
- ステージが進むにつれて、敵がどんどん強くなっていく
- 一方で、主人公も成長し、仲間も増えていく
この辺は、『キン肉マン』、『ドラゴンボール』あたりから確立されている王道路線を行っています。
ただ、夢と現実が交錯するシーンや、時代劇と現代劇が交錯している世界観なんかは独自のところがありましたが。。。
ただ、僕としては、アニメでは、そうした「王道路線」から外れているジブリ作品の方が好きですね。
新海誠作品に関しては、『君の名は。』は凄く良かったんですが、『天気の子』は二番煎じ感があったのと、新海誠の情緒的なところが少し鼻についたので、『君の名は。』ほどには評価していません。
映画全体で言うと、今年公開作品の中では『TENET(テネット)』の方が好きかなあ・・・
まあ、『鬼滅の刃』も次作が創られたらやっぱり観に行ってしまうと思いますけどね。