大石学先生の「元禄赤穂事件と忠臣蔵」の講演に行ってきました。
図書館がやっていて、受講料はタダでした。
CIMG3016
参加者は年齢高い人が多かったですね。
忠臣蔵は、日本人の精神を色濃く反映しているので、いろいろな意味で興味深いんですよね。

大石先生は、NHKの時代劇の考証をされています。
さて、講演会はかなり面白かったですよ。

最初に「赤穂浪士はいまで言う、AKBやジャニーズみたいなものです」と言われてハッとしましたね。
大人数が制服(?)を身に纏い、一体になって一つのことを成し遂げる。
ファンにはそれぞれの押しメンがいる。
たしかに、いろいろと共通点は多いです。

明治維新を持ち上げるあまり、江戸時代の後進性が強調されがちですが、元禄時代は政治・経済・文化のいずれにおいても、かなり成熟していたようですね。
大石先生曰く、この時代に現代とつながる日本人の精神が形成されたとのこと。

平和が訪れ、武士のあり方も変貌する。
戦への勝利ではなく、お家の維持が主な仕事になっていく。
同時に、この時代の日本は法治国家になりつつあった。

そうした狭間に起きた事件なんですね。
だからこそ、この仇討が庶民の関心を呼ぶと同時に、その是非に関して様々な論争を呼んだんですね。

ひとつの事件や物語から、当時の社会が見えてきます。
こういう形で歴史を勉強しなおすと、とても面白いのです。

終了後、すみだ郷土文化資料館へ。
「忠臣蔵の浮世絵と赤穂義士の手紙」
という展示をやっていました。

CIMG3018

展示数は少ないですが、入場料は100円でお安いです。
ちょっと立ち寄るには良いと思いますよ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください