株価チャート

NASDAQが史上最高値を更新しただけではなく、終値でも10,000を突破してしまいました。

NYダウやS&Pはそこまでいきませんけど、もはや新型コロナは過去のものとなったような株価の動きです。

アメリカのニュースを見ていても、コロナよりはジョージフロイドさんの死と、それを引き金とする抗議運動に話が移っています。

ABCなんか、フロイドさんの葬儀をトップニュースで中継していたようですが、葬儀は三密だし、半数くらいの人はマスクもしていません。

この運動はヨーロッパにも波及して、植民地支配に携わった「偉人」の銅像が引き倒されているとか。
そもそも、そういう人の銅像がいまだに堂々と立ち続けていること自体が時代錯誤で驚きだったんですが、欧米の人たちの間隔ってそういうところが根強く残ってるんですねえ。

人種差別反対運動が大きなうねりになっていることは良いことだと思ってますが、銅像の引き倒しにも人が集まって三密状態ですからねえ。

いまだ、日本なんかより、感染者が多数いる国々でこういうことが起きているわけですから、1億人の人口を擁する大首都で1日10数人の感染者が出ただけでピリピリしている日本って、もはや「トレンドに乗れてない」ってことになるんでしょうか??

株価の話に戻りますが、アメリカでは新型コロナは全然収束してませんし、抗議運動は収まらないし、失業者も多いし・・・という状況なんですが、株価だけは好調なんですよね。

米、22州で新型コロナ感染が増加傾向に 8月までに死者14.5万人との予測も

日本でも、連日、失業した人や廃業した人の報道が出てきては、「リーマンショック以上」、「未曽有の」不況だとか言われています。

実際、生活が厳しくなった人たちはたくさんいるんでしょうけど、僕の同僚や、会社員の友人なんかは、テレワークしつつ、テイクアウトでグルメを楽しんでいて、別に困窮している感じはありません。

「こんなに日本経済が悪化しているのに、株価は高すぎる!」
「ファンダメンタルから乖離しすぎている!」

とか、専門家でも言っていますけど、逆に株価が高いことは事実として受けれて、「なぜ株価が高いのか?」ということを考えたほうが、見えてくることは多いと思います。

企業の業績は悪化しているのは事実ですが、非正規社員を切ったり、早期退職者を募ったりして、コストを削減して、企業の業績を保つことができて、新型コロナ禍を逃げ切れば、元通り業績は復活するだろう・・・というところなんでしょうね。

NASDAQ市場の高さを考えると、アフターコロナ時代に、IT大手をはじめとする「ニューエコノミー」(←すでにこの言葉自体が古い?)系の企業が世界をけん引すると捉えられていて、新たな市場が誕生すると考えられているんでしょうね。

  • IT系の大手企業が勝ち組として、さらに市場の支配力を高める
  • テレワークやデジタル消費、医療・衛生関連など、コロナをきっかけに躍進する企業も出てくる
  • テレワークや人材削減など、改革を断行した企業の収益性が高まる
  • 中小企業や個人経営のお店など、時代の変化についていけなかったり、経営体力のない事業者は撤退する
  • 使えない社員や、個人事業主やフリーランスは切り捨てられる

そんな風になったとしても、上場企業くらいの大企業になると安泰なんでしょうねえ・・・

そういうことを考えると、「企業の業績が悪化しているのは一時的な要因に過ぎないから、株価がファンダメンタルと乖離しているのは妥当」となるんでしょうね。

新型コロナによって「資本主義は終わる」、「お金を稼いだり、消費をしたりすることが是とする社会から、環境、ライフスタイル重視の社会へと変わっていく」みたいなことを言う人もいますけど、株式市場を見ていると、そうならないどころか、資本主義はもっと加速するように見えるんですよねぇ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください