労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です

断捨離読書その4です。

ちなみに過去3回は下記。
断捨離のために投資本を再読1~橘玲の著作~
やっぱり、一生働かなくて暮らせる資産は1億円?~断捨離読書2~
断捨離のために投資本を再読3~なぜか日本人が知らなかった新しい株の本~

『天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方』(ジョン・アレン・パウロス)

2004年に出た本ですが、絶版にも品切れにもなっていないようで、何よりです。

最初に読んだときはピンと来なかったけど、読み直してみて、「面白い!」と思いました。

著者は「天才数学者」というよりは、数学を面白く紹介する教育者&ジャーナリストといった方が良いかもしれません。
僕らの世代でいうと、秋山仁みたいな存在でしょうか。

投資の世界を「数学的に考えるとどういうことか?」ということを分かりやすく説明しています。

数式は四則演算くらいしか使われていませんが、「数学的な考え方」に馴染んでいない人は取っつきにくいかもしれません。

逆に、数学的な考え方ができる人には、色々と発見があって面白い本だと思います。

例えば、
・期待値がプラスの賭けでも、繰り返して勝負すると大半の人が負けてしまうモデルがある
 (ごく一部の人が大勝利して大儲けするが、大半の人は無一文に近い状態に陥る)
⇒これは数学モデルとして紹介されていますが、実際のデイトレの勝ち負けはこんな感じだと思います

・効率的市場仮説をみんな信じるようになると、効率的な市場が成り立たなくなるというパラドックスに陥る
⇒言われてみると確かにその通りで、みんながインデックスに投資していると、市場は効率的でなくなりますよね
等々。

この本を読んだからと言って、直接的に投資のパフォーマンスが向上するとは限らないけど、頭の体操になり、知的好奇心を満たしてくれます。

ちなみに、著者はワールドコム株でひどい目にあったようで、その話題が随所に出てきます。
隔世の感がありますが。

アメリカンジョークが多くて、翻訳では理解しづらいところもありますが、そこはご愛嬌でしょうか。

ちなみに、アメリカ人の書いた本は堅い本でも、程度の差こそあれ、ギャグが散りばめられています。

日々の投資の息抜きにどうぞ!
(息抜きになるかは知らんけど)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください