株価の戻りが早いですねえ・・・
専門家に言わせると、「実体経済と比べて株価が高すぎる」というところでしょうし、実際にそうなんでしょうが、だからと言って、いずれ株価が下がるかと言うと、こればかりはわからないんですよね。
株だけ見ていると、すでに新型コロナ収束を前提として動いているように見えます。
ただ、重要なところは、産業セクターや企業によって、かなり明暗が見られるということです。
日経のサイトでも書かれていたのです(会員登録すれば無料で全文読めます)が、サイバー関連、医薬関連株が市場をけん引していますね。
サイバー銘柄がコロナ後の主役(藤田勉) 人生100年こわくない・地球株の歩き方
まあ、そりゃあそうだろうなぁ・・・というところですが。
こういう状況になると、「ダメな企業も全部入っているインデックス投資は効率が悪い、こういう時こそ、優良企業・有望な企業に集中投資する個別株投資、アクティブファンド投資をやるべきだ」という意見が出てきます。
まあ、株価の上昇が見込める優良企業の選別ができればよいんですが、そういう企業はすでに株価も上がっているか、高水準で持ちこたえられているかのどちらかです。
「これから成長する企業で、他の投資家が気付いていない銘柄を探し出す」ということができればよいんでしょうけど、これはプロの投資家でも困難なんですよね・・・
インデック投資は、これまで過熱感があったので、今後は下火になってくるかもしれませんが、有効性そのものが落ちるわけではないので、僕自身はこれからもインデックスファンドを中心に買っていきたいと思っています。
3月の下げ相場では個別株を結構買っていましたけど、いまはほとんどインデックスファンドしか買っていません。
個別株でもまだ割安なものがあるので、買う可能性はありますけど、どこかで売買はやめる可能性が高いですね。
先月の記事になりますが、山崎元さんが下記の記事をお書きになっているので、参考にしてください。
コロナ相場でインデックス投資家はどうすべき?「4つの誤解」を解く