断捨離のための投資本再読シリーズ、ゆるゆると続けてますが、今回紹介するのは、

『なぜか日本人が知らなかった新しい株の本』(山口 揚平)

です!

2005年に出版されて、結構話題になった本ですが・・・
いま調べたら、絶版になってる!?

と思ったら、『ほんとうの株のしくみ』 (PHP文庫) という本で再編集されて出版されてるようです。
良い本だけに、いまでもちゃんと評価されて売られているのは喜ばしいことです。

著者は、大手コンサルティング会社でM&Aを担当した後、独立。
現在は複数の企業を経営されているそうです。
肩書からするに、かなり儲けてそうですね。

この本のいいところは、入門書がスキップしがち企業価値の評価(バリュエーション)について書いてあり、なおかつ個人投資家ができる簡易な方法を紹介しているところです。

方法論は下記のとおりです。

  1. 事業価値を見積もる ⇒ 事業価値=営業利益 x 10
  2. 財産価値を見積もる ⇒  財産価値=流動資産 – (流動負債 x 1.2) + 投資その他の資産
  3. 1+2から負債(固定負債)を引く
  4. 3を発行済株式数で割る

これが、理論株価となるわけです。

この値が、実際の株価よりも大幅に高ければ投資価値はあるということになります。
むろん、この数字だけで判断するのはリスキーですけどね。

この試算の根拠や、実際に活用する上で留意すべき点に関しては、本を読んでいただくのが良いでしょう。

あと、株式投資において重要となる3指標である、PBR、PER、ROEの3者が下記の関係があるということも書かれています。

PBR=PER×ROE

これ、本書を読んで初めて知りました。
(頭の良い方は、教えられなくても気づいているかもしれませんけど)

投資指標として、PBRとPERは低い方が良く、ROEは高い方が良いと言います。
ただ、この数式によると、「PBRが低いと、ROEも低くなりがち」ということになります。

こんな感じで、バリュー投資の入門書を読んだ後、この本を読むと体系的に頭が整理できると同時に、新たな発見もあると思います。
オススメの本です。

ちなみに、過去2回の記事は下記を参照ください。
断捨離のために投資本を再読1~橘玲の著作~
やっぱり、一生働かなくて暮らせる資産は1億円?~断捨離読書2~


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