株価チャート

最近、ダイヤモンドオンラインで下記の連載があるのですが、ちょっとビックリするようなことが書かれています。

10万円から始める! 小型株集中投資で1億円

少額から始める個人投資家にとって、
おすすめの投資は「FX」でも「仮想通貨」でも「投資信託」でもない。
「小型株集中投資」が一番である。

<中略>

実は小型株集中投資こそ、低リスク&高リターン。究極の投資法なのだ。

<中略>

基本的な戦略は、1年以内に株価3倍以上になる「小型株」を見つけて、1銘柄に集中投資すること。
​ふつうの会社員でも、控え気味のシミュレーションでも、10年あれば1億円つくれる。

うーん。これはないんじゃないかなぁ・・・

小型株は大型株と比べるとリターンが大きいというのは、統計的にも検証されていますけど、ボラタリティも高い。
相応にリスクも高いんですよねぇ。

分散投資の方が集中投資よりもリスクが低いということは、「モダンポートフォリオ理論」で学問的にも検証されています。

リーマンショックで株価が激下がりした状態からはじめれば、株価が3倍以上になる銘柄を見つけるのはさほど難しくはないでしょうが、いまの相場環境では難しいでしょうね。

10年で1億円作るというのは、まず無理じゃないかと思います。

ちなみに、小型株がオイシかったのは、2016年末~2017年初頭くらいまでじゃないでしょうか。
それ以降は、大型株、特に日経平均に採用されているような銘柄がパフォーマンスが良いですね。

株価を上げる政策が取られているのと、インデックス投資が普及したため、小型株の人気はイマイチでしたね。
単純にインデックスファンドを買っていた方がパフォーマンスが高い。

実際、リーマンショックからアベノミクスに乗って億り人になった投資家も、最近のパフォーマンスは市場平均を上回れていない人が多いです。

上昇する銘柄が選択できれば、高いパフォーマンスを得られるとは思いますが、そう簡単にはいきませんね。

小型株投資には反対はしませんが、分散投資してリスクを抑えるべきだと思います。

ちなみに、中小型株のファンドを運営して成功して、報酬100億円を得て、2005年の長者番付1位になったタワー投資顧問の清原さんという方がいましたが、その後はパフォーマンスが悪化して、話題にも上らなくなりました。

金融業界では「たまたま波に乗っただけで、実力が傑出していたわけではない」という評価のようです。

リスクはちゃんと認識した上で、投資しましょう。


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