労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です

これまでも何度かレビューしましたが、断捨離のために過去に読んだ本を再読しています。

断捨離のために投資本を再読1~橘玲の著作~
やっぱり、一生働かなくて暮らせる資産は1億円?~断捨離読書2~
断捨離のために投資本を再読3~なぜか日本人が知らなかった新しい株の本~
断捨離のために投資本を再読4~天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方~
古参のバリュー投資家はどこに消えた?~断捨離読書5~
リターンだけじゃなく、リスクもちゃんと考える~断捨離読書6~

続いて、下記の本を再読しました。

『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』(ジョエル・グリーンブラット)

この著者、『グリーンブラット投資法 ──M&A、企業分割、倒産、リストラは宝の山』という名著を書いています。
サブタイトル通り、M&A、企業分割、倒産、リストラ等の際に、企業価値にミスプライスが生じる。
そこに目を付けて、大幅な割安価格で株を購入する。
そんな技術を紹介した本です。
しかし! この本はレベルが高くて、理解するのが難しいし、理解できても実践するのが難しい。
それが出来れば、個人投資家として生きる必要はなく、投資銀行に就職して年収数千万円稼げると思います。

そういうところですから、「あのグリーンブラットが入門書を書いた!」ということで、飛びついて読みました。
残念ながら、現在は紙の本は品切れ(絶版?)で、Kindle版のみとなっているようです。
でも、良い本であることには間違いありません。

入門書でありながら、根源的なところがきっちり押さえられているので、とても勉強になります。

本書の骨子としては、
・ROC(return on capital)
・EBIT/EV(実績ベース)
でスクリーニングを掛けて、抽出された銘柄を取捨選択して投資するというシンプルなものです。

ROCとか、EBIT/EVってよくわからない人も多いかと思いますが、最初は

ROC→ROA
EBIT/EV→PER

と置き換えて考えてもらえればよいかと思います。

なぜ、これらの指標が重要かということを「株価はどうやって形成されるのか?」という根本から紐解かれています。

証券会社が提供している無料ツールで、各企業のROC、EBIT/EVを算出してくれるところってないんでしょうかね?
スクリーニングツールで合成指標を作ればできると思うんですがね。
計算自体はさほど複雑ではないんですけど。

本書の難点を言えば、アメリカンジョークが多すぎて、翻訳だと意味が伝わりにくいということでしょうか?
「翻訳が悪い」という意見がありますが、普通に訳しているだけでしょうね。
面白さ、分かりやすさを重視して、あえて超訳、意訳をするのか、ということになると思います。


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