株式市場が好調ですねえ。
NY市場は、一通り最高値を更新してきました。
それにつられて、日本市場も年初来高値を更新しています。
(史上最高値にはもう少しかかりそうですが)
このタイミングで、日本株を少し始末しようか検討をはじめています。
基本戦略はバイ&ホールドなんですが、グローバル分散投資にシフトしている関係上、日本株の個別銘柄の比率は全リスク資産の3割くらいに留めておきたいんですよね。
そうしたこともあって、日本株は割高になったものは売却しておこうと思っているわけですが、日本株がなかなか上昇せずに、先進国株が高いので、グローバル分散投資へのシフトがなかなか進んでいないというのが実態です(徐々に進めていますが)。
2017年の後半くらいからは、日本株を少しづつ売っていたんですが、すぐに下落してしまい、売却を控えるようになっていました。
そんなこんなで、再び売却の検討に入っているわけで、保有銘柄を調べているのですが、まあ、日本株は割安ですよ。
PER、PBR、配当利回り等をチェックしているのですが、いまだ割安水準にあります。
日経平均に採用されているものには、適正価格が付いているものも多いですけど、まだ大半の日本株は割安で放置されているといって良いです。
いまの段階で、売るのがもったいないくらいです。
逆に言えば、それだけ「日本市場は評価されていない」ということになるでしょう。
企業業績がさほど良いとも言えないので、しょうがないとも言えますが。
決算発表も本格化してきてますけど、いまだ日本企業の業績は本格回復したとは言い難い感はありますねぇ。
いまが割安だけに、業績向上の期待感が醸成されれば、一気に上昇する可能性は高いと思っています。
以前、マネックス証券が「日経平均は近々3万円回復する」と言って、実際は下落して笑いものになってしまいましたが、日経平均3万円は、本当は夢の数字ではないはずなんですよねえ。
そこにいつまで経っても至らないのが、日本のダメなところなんでしょうけどねえ。