株式市場が急速に回復していますね。
踏み上げ相場に入ったようにも見えますが、予断は許しませんね。
最近の株式市場の乱高下は、国際政治、というか米トランプ大統領の行動によって引き起こされているとも言えるので、また何か起きれば急落しかねないとは思います。
それはさておき、ここ数年の市場を見る限り、米国も日本も大型株が好調で、小型株はあまり冴えません。
ヘタに銘柄物色をせず、米国株のインデックスを買っておけば儲かる時代だったと言えます。
日本は、日経平均とか、大型株を素直に買っておけば、大儲けもしないけど、そこそこ儲かりました。
ブログを見ていても、中小型株を中心に投資をしている個人投資家のパフォーマンスはパッとしませんね。
アベノミクス相場で成功した億り人でも、市場平均を上回るのに苦戦しているというのが現状のようです。
そうしたトレンドなので、どうしようもないところはあるし、もうしばらく待てばトレンドも変わるかもしれません。
アメリカなんかでは、「インデックスバブル」みたいなことが結構言われてますね。
インデックス投資が普及するがゆえに、インデックスファンドに組み込まれている大型株中心に買いが入ってしまう。
インデックス投資が市場に歪みを生じさせてしまうというのは、逆説的ではありますが・・・
中小型株が割安で放置されがちというのは、たしかにあるでしょうね。
時価総額が小さい銘柄は、機関投資家も買いづらいので、どうしても個人投資家が買っていかないと、株価が上昇しづらいと思います。
ただ、個別銘柄の選択は難しいので、逆張りで中小型株を買っても、儲けられるとは限らないのが、株式投資の難しいところではあります。