労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です

来るべきリタイア生活に向けて断捨離をしようと思っています。
手始めに、あふれる蔵書を始末しようとしていますが、なかなかはかどりません・・・
  
一気に捨てるなり古書店に売り飛ばすなりすればよいのですが、その前に再読しています。
そんなことやってるから、はかどらないわけですが・・・

最近は、橘玲氏の
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』
『臆病者のための株入門』
を再読しました。
*前者は、僕が読んでるのは2002年の初版ですが、改訂版が出ているのでそっちをリンクしておきます。

古典でなくても、優れた本は再読に耐えるなあ・・・と思いましたね。

著者の橘玲氏は、本質的なことをズバッと語ってくれる、非常に聡明な人だと思います。

過去にもこの著者の本は何度か紹介しました。
臆病者のための億万長者入門
『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』を読んで海外投資を検討してみた

初読の際は、国内個別株のバリュー投資一辺倒だったので、そういう視点から読んでいましたが、今読むと別のことに気づかされます。

『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』は、株式投資の本というよりは、社会制度のスキマを見つけて、「どう得をするのか?」という話が中心の本です。
特に税金の話題が多いです。
サラリーマンやっていると、あまりピンとこないところもありますが、これから卒業する身なので、この本に書いてあることは重要だと思いましたね。

『臆病者のための株入門』は、特定の投資法に囚われず、包括的な視点から株式投資について語られています。
その意味では、実践に活用するには物足りない部分もありますが、逆に俯瞰的視野から頭を整理するにはとても良い本だと思います。
著者によると、普通の(特殊能力を持たない)投資家にとっては、全世界に投資するのがベストの選択とのことで・・・
SCIコクサイ・インデックスとTOPIXを85対15の割合で投資する
というのが挙げられています。

最初に読んだときは、「著者が海外投資好きだからそういってるだけだろう」と思っていましたが、今考えると、十分に根拠はあるんですよね。

ちなみに、著者によると、日本で働いて日本円で給料を受け取るのであれば、それだけで十分に日本円に偏っている。海外比率を高めた方が、リスクヘッジになる。
とのことです。

僕は「リタイアして海外放浪するなら、資産の半分以上を海外に移すのも合理的かな?」と逆のことを考えていました。
この辺のところは、自分でもよくわかりません。

もう一つ、非常に納得できたのは、「資産運用を考える際には、金融資産だけを見ていてはダメ」という主張です。
人が持つ最大の資本は「労働力」です。
将来稼ぎ出す労働力の価値も含めて、資産形成を考える必要があるということです。

大成功した大金持ちの起業家は資産運用なんてする必要はないです。
そこまでいかなくても、夫婦共働きで、高収入で、子供がなくて贅沢をしない家庭も資産運用の必要はありません。

「株で資産を●●倍に増やす!」「株で●●億円稼ぐ!」みたいな本は多々ありますが、稼ぐ方法論は株だけではないし、資産を何倍にもしないでも、満足できる生活ができるだけの資産が出来れば十分なはずです。


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