日本

ヘッジファンド投資家のマイケル・バーリ氏が日本の中小型株を買っているそうです。

「世紀の空売り」投資家が日本の中小型株上昇に期待-既に8銘柄保有

『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』でも登場していた方ですが、映画版『マネー・ショート 華麗なる大逆転』では、クリスチャン・ベールが演じていました。

ちなみに、投資家ならこの本は読んでおいたほうが良いし、映画も観ておいたほうが良いです。
(いずれも、専門性が高くて、一筋縄にはいかないけど・・・)

マイケル・バーリ氏によると、パッシブ投資が行き過ぎていて、中小型株が安値で放置されているとのこと。

「世紀の空売り」投資家、パッシブ投資のバブルを指摘-小型株に注目

海外はどうかは分かりませんが、少なくとも日本市場に関して言えば、彼の言う通りだと思います。

残念ながら、バーリが投資している日本企業8社の株は、僕は買ってないですけどね。

僕が一番多額の資金を投入しているのは、横浜丸魚(8045)というJASDAQ銘柄なのですが、同社の保有する現金と投資有価証券の総額が、時価総額を超えてしまっているという「異常事態」が長期的に続いています。
「この事態はいずれ解消されるだろう(株価が上昇するだろう)」と思って投資し、保有を続けているわけですが、一向に解消されません(株価は上昇はしているけど、異常事態が解消するほどには上がってない)。
アクティビストの合同会社M&Sが株主還元策を提案していますが、それに対して、横浜丸魚側は株主優待として1000円分のQUOカード配布をするという、実にショボい対抗措置を取ってきています。

そう言えば、日本企業の手元現金は過去最高額に達しているようです。

日本企業の手元現金が過去最高-大半の国のGDP上回る506兆円超

国家は、消費税を上げる前に、企業の手元資金を巻き上げたほうが良いんじゃないかと思うわけですが、法人税を増税するのが有効かというと、そうとも言えないのが難しいところです。

企業は手元資金を
・自社株買いや配当金を増額して株主価値を上げる
・従業員の賃金を上げる
・設備投資等を行い、収益拡大の施策を打つ

といったことに使うべきなんですが、「物言う株主」が少ない中、企業は株主価値の向上のためにお金を使うモチベーションは低いし、雇用の流動性が少ない中で従業員に還元するメリットもあまりない・・・ということになりますね。

手元資金を積み上げたところで、この低金利時代にそのお金が収益を生むわけではないから、「お金の無駄遣い(活用しないこと自体がムダ)」と言えるでしょう。

ホリエモンや村上ファンドがバッシングを受け、逮捕者まで出してしまって以降、「物言う株主」はあまり表舞台には出てこなかったですが、国内・国外に関わらず、機関投資家が企業に株主価値の向上を働きかけることは、日本企業の活力向上と株式市場の活性化には重要なことだと思います。

アメリカ的な「企業は株主のもの」という発想には弊害もあるのはわかりますが、株主が企業に働きかけを行うことは、企業経営の健全化に寄与するところは少なからずあると思っています。

いずれにしても、中小型株を中心に、割安で放置されている銘柄はたくさんあるので、もっと注目を集めても良いと思いますね。

ただし、中小型株に投資して儲かるかどうかというのは全く別問題だし、中小型株はリスクも大きいので、素人にはオススメできないですし、投資する際は慎重にやるべきだと思いますけどね。


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