米国株が好調な中、日本のネット証券で米国株の手数料値下げ競争が勃発しています。
マネックス証券の値下げの話題が出たかと思うと、楽天証券がさらに値下げ価格を提示してきて、マネックスがそれに追随、さらにSBI証券が、「手数料最低額ゼロ」を提示してきました。
一瞬、「これでどうやって利益出すんだ!?」と思いましたが、「最低手数料がゼロ」ということであって、手数料がゼロなんじゃないですよね。
よく見ると、各社一律「約定代金の0.45%」で、端数の処理でゼロになったり、0.01ドル(1セント)になったりするってことらしい。
うまく丸め込まれた感はあるけど、手数料が下がったのは事実だし、歓迎すべきことですよね。
米国株が一人勝ちの状態ですから、手数料が下がれば、米国株を買う日本人も増えてくるかなあ・・・と思います。
証券会社側も、それを見越しての対応なんだと思いますが、個人的には、米国株がここから大幅に上げるような気はしないんですよねえ。
日本株でも個別株投資は難しいので、米国株を買うのは、手数料以外の面でもハードルは高いかなあ・・・と思います。
まあ、手数料に囚われすぎず、インデックス投資と割安株投資を組み合わせて、これまでと変わらない方針で投資を続けたいと思っています。
ちなみに、マネックス証券は、生まれて初めて作った証券口座なので思い入れはあるんですが、手数料面でも、取扱商品面でも、最近パッとしないなあ・・・と思ってきました。
米国株の手数料値下げはインパクトありましたが、他社がさらにお得な条件を提示してきているので、ここでも優位性を担保するのは難しくなりましたね。
売上でも口座開設数でも、SBI証券が一人勝ちしていて、楽天証券がそれに続いている状況ですね。
実際、使うならその2社が良いと思いますね。