昨日、マンション傾斜問題にあたって、旭化成(3407)への投資を検討していると書きました。

わが愛しの不祥事株 ~マンション傾斜銘柄について~

こういう投資のやり方(トラブル企業への投資)をはじめたのは、バフェットのアメリカンエキスプレスへの投資を知ってからです。
バフェットは、同社が子会社の植物油卸売業者が詐欺に引っ掛かり15億ドルの損害を出し、株が売り込まれて暴落した際に買いに走り、多大な利益を上げました。

優良企業の株が、業績の影響が限定されるトラブルに直面して、売り込まれているときは投資のチャンスだと言ってよいと思います。

ただ、今回は本業に関わる領域での不祥事だし、中長期的な業績に影響受けるとも受けないともよくわからないので、様子を見ている状況です。

問題の旭化成建材ですが、旭化成の100%子会社です。
で、旭化成の売上構成の42%がケミカルで、建材は3%程度。営業損益で見ても、建材は3.5%程度。
報道では損失額は100億円程度と見られているようですが、全社の売上、利益の規模からみるとさほど深刻とは言えないようにも見えます。
ただし、建て替えで300億円、これが何棟あるのか?
と、まあ、いまだ不明なところが多いんですけど。

ちなみに、現在でも私が株を保有している「不祥事銘柄」は下記のとおり。

  • 東京電力(9501)をはじめとする電力会社数社 ⇒311の後暴落しているときに購入。利益はそこそこ上がってます。
  • マクドナルド(2702)⇒異物混入事件の後に100株だけ購入。ちょっとだけプラス。本業の今後の業績が読めないので買い増しはせず
  • タカタ(7312)⇒エアバック問題で下落しているときに購入。20%弱のプラス
  • 東芝(6502)⇒ 不正会計問題で下がっているときに購入。ほんの少しだけプラス
  • ベネッセホールディングス (9783)⇒情報漏えい問題が出て、下がっているときに購入。現段階ではマイナス
  • ペッパーフードサービス(3053)⇒2007年の店員の女性客拉致・強盗・強姦事件の後、しばらく経って購入。株価は約3倍に
  • 三菱自動車(7211)⇒リコール隠し問題で下がっているときに購入。20数%のプラス

にしても、以外にたくさん買ってるな~

こういう投資のやり方には倫理的な見地から批判もあるとは思いますが、企業はトラブルは起きるものだと思うし、「罪を憎んで企業を憎まず」だと思っています。
それに、僕が買わなくても、誰かが買うでしょうからね。

最近はアベノミクスで株価は右肩上がりなので、結果論からすると、わざわざこういう銘柄に手を出さずとも儲かったわけですが。
まあそれは後付けの解釈ですが。

上記を見てもお分かりかと思いますが、結果はまちまちです。
長期投資の視点でいうと「企業が長期的に収益を上げられるか?」という判断が最も重要な要素であって、「下がり過ぎているから、この辺で買っておくか」みたいな安直なやり方では儲けられないんですよね。

誰でもバフェットクラスの投資家になれるわけではありませんね。

市場が優れていると思うのは、自浄力のない企業は業績が回復せず衰退していくし、そうでない企業は回復していくというところです。
もちろん、完全にそうと言い切れないところもありますけどね。


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