今年の10月以降、株式市場は世界的に不調です。
ただ、僕の見立てとしては、米国市場が過熱感があったのと、地政学的なリスクで調整している状況に過ぎず、リーマンショックのような長期的な大幅下落、低迷とはならないんじゃないかと思っています。
(むしろ、ITバブルの崩壊に近いようにも見えます)

特に、日本株は、ここ10年でだいぶ値上がりしたとは言っても、まだ割高な水準ではないので、ここから下落しても、値下がり幅は限定的じゃないかと思っています。

一方で、悲惨なのは仮想通貨ですね。
仮想通貨には手を出していないので、値動きは追ってないですが、久々に見たら悲惨なことになっていますね。

2017年の前半、すなわち1年半以上前から投資していた人にとっては、まだ利益は乗っているのかも知れません。
ただ、ブーム化したのはそれ以降なので、それに乗った人は、痛い目にあっているはずです。

今年(2018年)の冒頭くらいまでは、仮想通貨成金みたいな人たちが買い煽っていましたけど、彼らはいったいどこに行ってしまったんでしょうか?(笑)

もちろん、いまでも「ブロックチェーン技術は、未来社会の主要な技術だ」、「仮想通貨は国境を超える未来の通貨になる」みたいな理想を抱いて、技術開発や事業展開をしたり、普及に注力されている人たちがいるし、そういう人たちに対しては敬意を払いたいと思います。

ただ、「仮想通貨が儲かる」というのは別の話なんですよね。
交通手段についても、飛行機や自動車は馬や徒歩に変わって、人類の移動手段として浸透していますけど、米国の自動車業界や航空業界は低迷してしまっています。
IT革命にしても、生き残って成功している事業者は一握りの勝ち組です。
ITバブル期に、人気株を買ってひどい目にあった人は僕のまわりにたくさんいます。

「これからは仮想通貨の時代だ。仮想通貨は儲かる。仮想通貨を持たないの時代遅れだ」みたいなことを吹聴して回っていた人に対しては、ちょっとどうかと思うんですよねえ。

世の中というものは常にそうなんですが、一番損をするのは、煽った人ではなく、煽りに乗っかった人なんですよね。

そもそも、仮想通貨投資に関しては、いまだ「実力で成功した人」が判定できる状況じゃないんですよね(検証期間が短すぎるから)。
儲かったのが運なのか実力なのかは、誰にもわからない。
運で儲けた人を信じて、同じことをやったところで、儲かる可能性はほとんどないと思います。
(確率論的にはゼロではないですが)

昔はチューリップ・バブルもそうだったし、近年では、IT株、不動産流動化、FXなんかそうだったけど、ブームに乗ってにわか成金に追随してしまうのは世の常なんですよね。

人って歴史からも過去の経験からも学ばないものなんだなあ・・・と実感します。


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