米中間選挙の結果、上院下院のねじれが生じたことを受け、昨日(11/8)の日本市場は、上昇から一転下落に転じました。
ところが、翌日の米国市場は大幅に上昇。
7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは545ドル高、中間選挙を終えて投資家心理が改善
先行き不透明感が払拭されたほか、米中貿易摩擦を巡る協議進展への期待からハイテク株を中心に終日大幅上昇となった。
前日の日本市場の下落の要因が、NY市場では上昇の要因として説明されています。
結局のところ、中間選挙の結果は、11/7の日本市場の下落要因、翌日の11/8の上昇要因として説明されている。
意味がわかりません。
ただ、昨日の私の「見通し」は見事に当たりましたよ!
さて、トランプ大統領誕生の際にも、同様の値動きでした。
当選直後の日本市場は大幅下落。
米国市場は大幅上昇。
それにつれて、翌日の日本市場は大幅上昇。
米国市場は一貫していて分かりやすいんですが、日本市場は、なんで米国の選挙の結果を受けて短期的に乱高下するんでしょうかね・・・
金融の専門家の人に聞くと、「世界で日本市場が最初に開くので、イベントの先行指標として株価がブレやすくなるから」という、これまた分かるような分からないような説明でした。
やっぱり、『ウォール街のランダムウォーカー』に書かれている通り、株価の動きはランダムウォークなんだなあ・・・と実感せざるを得ません。
結局のところ、株価の予測はあてずっぽうとなんら変わることはなく、日々の株価の上下動の説明は後付けのこじつけに過ぎないってことなんでしょうね。
それでも、そうした情報が流通しまくっているのは、それが人々から必要とされているってことなんですよねえ・・・
いずれにしても、外部の情報よりも、自分の判断を信用したほうが良いと思いますね。