株価チャート

投資の世界にも流行りすたれがあります。
僕が投資をはじめたころは、ネット証券会社が多数立ち上がり、手数料が大幅に下がり(今から見ると高かったのですが)、ちょっとした株式投資ブームが起きました。

しばらくして、デイトレードが流行りましたし、リーマンショック前くらいから信用取引をはじめる人も目立ちました。
この辺から、REITも出そろってきて、REITもちょっとしたブームが起きてましたね。
インデックス投資は昔からあったし、堅実な投資家はインデックスファンドを買ってましたが、本当にメジャーになったのは、リーマンショック以降ではないかと思います。

先物取引も10数前くらいまではもっとメジャーだったと思うのですが、いまは聞かなくなりました。
今朝、下記のような記事が出てましたけど、10年前と比べて、最大7分の1の規模まで落ち込んでいるんですね。

「ブラック中のブラック業界」 先物取引市場凋落のワケ

10年前くらいに、勤務先に営業の電話がやたらかかってきたのを覚えています。
「怪しい話だ」と思ったので一蹴しましたが。

先物取引自体は、リスクヘッジにおいて重要な役割を果たしているので、怪しいものではないと思います。
ただ、怪しい業者が多くて、手を出しにくかったですね。

リスクを取って投資したい人は信用取引をやっていたし、FXが出て来てからは、FXにお金が流れました。
FXブームもかなり沈静化した代わりに、出てきたのが仮想通貨です。

で、仮想通貨も流出問題が起きて、危機的状況に陥っています。

アングル:「第2のコインチェック」警戒する金融庁、問われる業界の意識

業界団体が脆弱なのも、健全化しない要因となっているようですね。

市場が成熟させるには、業界のけん引役がしっかりして、業界団体が健全化に向けて舵取りすることが重要なんでしょうね。
それが出来ないと、仮想通貨は先物取引みたいに市場が細っていくと思いますし、最悪、市場そのものが成立しなくなってしまうかもしれません。

株式投資ほど期待収益率は高くなくても良いので、株式と値動きが異なり、ボラタリティが低く、一定の投資収益が見込める市場があれば、投資資金を投じても良いとは思うのですが、残念ながら、自分の貴重なお金を投じる価値がある市場がほとんどないんですよね。

ちなみに、FXはブームに遅れて20万程度を試しで投資したものの、リスクの割には儲かりそうにもないので、いまはほぼ撤退しています。
仮想通貨も現状では同様です。

昔は、証券会社も「怪しい」という意識が強く、僕が株式投資を始めた頃も「怪しいことやってる」という目で見られたものでした。
いまではだいぶ変わってきましたが、業界の人たちがしっかりしていたのもあると思います。
そう言えば、ネット証券業界の重鎮って、北尾吉孝氏(SBI証券)、松本大(マネックス証券)、松井道夫(松井証券)など、みんな証券業界の一線で活躍してきた人たちだったんですね。
ネット証券会社に安心してお金を預けて、資産運用できるのは、先駆者達の尽力に負うところも多いと思います。

仮想通貨も、業界として盤石な体制を作ろうと思えば、旧勢力の力を借りることも必要になってくるんだろうなあ・・・なんて思ったりしてます。
保守的な考え方かもしれないけど、安心してお金を預けられるような業界は、保守的なところも必要だと思うんですよね。


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