ペッパーフード株主総会02

これまでも週末開催の株主総会には何度か行ったことがあります。

会社を辞めたおかげで、平日開催の株主総会にも出席できるようになり。
直近一週間で3つ(マクドナルド、ペッパーフードサービス、大塚ホールディングス)の株主総会に出席しました。

株主総会に行くと、社員の人たちが頭を下げて丁寧に迎えてくれます。
開催時は、社長以下、役員一同、起立して、頭を下げて挨拶してくれます。
会社員だった僕にとっては、少しドキドキします。

偉い人が立って挨拶しているのに、自分はノホホンと椅子に座ってて良いんだろうか?
われながら、社畜根性が抜け切れてないですね。

質疑応答でも、株主として、経営陣にいろいろなことを要求することができます。
通るとは限りませんが(むしろ通らないことの方が多い)。

こんなことって、会社員ではありえないことですよね。
社長や役員が、一介の平社員にヘコヘコ頭下げたり、真摯に意見を傾聴したりなんて。
大きい企業であればなおさらです。

でも、1株でも株を持っていれば、それができてしまうんです。

まあ、経営陣に頭下げられたところで、何の腹の足しになるものでもありませんがね。
でも、人間はサルから進化した、権力が大好きな動物です。
他の人より優位に立つことがキモチ良く感じる生き物なんです。

絶対王政や独裁政権可下では、頂点に一人の偉い人がいて、その下に序列が生まれます。

資本主義社会では、誰が偉いかは明確ではありません。
安部首相と孫正義と北野武と秋元康で誰が一番偉いか?
みたいな議論はあまり意味を持たない。

ただ、「資本家が偉い」というのは基本原則です。
お金を支払う「消費者」も偉いです。
商品やサービスを提供している会社員はあまり偉くないです。
出世をすれば、多少は偉くなりますが、それでも影響の及ぶ範囲は、会社内、グループ起業内、下請けに対してくらいです。
あとは、世間様に対してちょっとばかり花が高いというのはあるでしょう。

で、会社員が働いて稼いだお金をどう使うかというと、消費者としてお金を使ってちょっとした王様気分を味わうんですよね。
これは、倒錯していると言ってよいと思います。

百貨店勤務の社員がいたとします。
必死で働いて、お客さんのためにサービスする。
取引先に頭を下げる。
上司にも頭を下げる。
そして、給料をもらって、買い物をして、その時だけ優位性を覚える。

フシギなのは、そういう会社員の人たちが「資本家になろう!」と思わないことです。
そりゃ、起業家になって、企業のオーナーになるのは大変でしょう。
でも、起業の株主になれば、数万円~数10万円、場合によっては、数千円でもちょっとした資本家になれてしまいます。

でも、会社員の人たちは、稼いだお金を消費に回してしまったり、お金も権力も生まない貯蓄に回してしまったりする。
「絶対に株を買うべき」とは思いませんが、出世しようとか、社会で影響力を行使しようとか、権力を得ようとか、そういうことを多少でも思うのなら、資本家(株主)になるという選択肢を取っても良いんじゃないかなあ。

株主総会に出席して、そんなことを感じた次第です。

株主通信


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