労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です

昨夜、『内藤忍の資産設計塾』のレビューを書く予定が、著者をディスって終わってしまいました。
繰り返しになりますが、本書は名著だと思いますよ。

株式投資を15年以上やってきて思うのは、「僕はバフェットにもピーターリンチにもなれない」ということです。
初心者時代は、「バフェットやリンチでも平均利回りが30%切ってるのか!」と思ってました。
そして、「僕も頑張れば20%くらい行くかな?」なんて不遜なこと考えていました。
ちょうど、株価も上昇してたから、「株式投資で儲けるのはチョロい」なんて思ってたんですよね。

でも、そんなのはっきり言ってムリです!

年間平均収益10%でさえ、至難の業だと思います。
いま年間10%で運用できれば、毎年1000万円入ってくる計算になります。
税金抜いても、800万円の手取りがあるということです。
これって、会社員では年収1200万円くらいに相当するんじゃないでしょうか。
働かないでそこそこリッチな生活が送れてしまいます。

投資家さんのブロガーで、資産を短期で何倍にもした人が何名かいますが、これを長期的に続けるのはかなり難しいと思います。
さらに、下落相場に転ずると、一気に資産が収縮する可能性が高い。

リスクを取らず、高いリターンを達成するのは、ほぼ不可能に近いと言ってよいでしょう。
リスクを最低限にして、一定のリターンを確保していくための最適な方法論が、本書で説かれていると言ってよいかと思います。

ちなみに、本書で説かれている資産運用の期待収益率は5%です。
株式投資の平均収益率が7.5%であることを考えると、妥当な線かと思います。

1億円を5%で運営できれば、500万円の利益が上がり、税金を引いて手取りが400万円。
この収益率が確保できれば、資産運用益だけで生活ができることになります。

ここで重要になるのが、リスクをうまくコントロールしていくことです。

でも、「株で大儲け!」「●●投資で資産○○倍!」みたいな本って、リスクコントロールについては、ほとんど語られていないんですよね。

リスクとリターンはコインの裏表の関係なので、両方ちゃんと語られていない本は駄本だと思います。

本書が良書だというのは、そこがちゃんと押さえられているからです。

それにつけても、どうしてこういう本を書く人が、海外不動産やワイン投資に走ってしまうのか、やはり理解に苦しむわけですが。

続きは明日書こうと思います。


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