さわかみファンド運用報告会05

さわかみファンド運用報告会の最後のエントリーです。

つい別のネタがたくさんあったので、後回しになってしまいました・・・

過去記事は下記を参照ください。

今年もさわかみファンド運用報告会(2016)に行ってきた その1 全体所感編
今年もさわかみファンド運用報告会(2016)に行ってきた その2 市場環境編
大戸屋 みなとみらいビジネススクエア店は、格安でリッチ気分が味わえる
日本史の勉強にもなる日本郵船歴史博物館
横浜でタダで美しい夕陽を拝みたければ、横浜港大さん橋国際客船ターミナルの屋上へ行け!

さて、簡単に言ってしまうと、このイベントは、3つのセミナー会場で行われる講演会と、投資先企業のブース出展から成っています。

ブース出展の方は、自由に回ってもよし。
さわかみファンドのアナリストが引率するツアーに参加してもよし。
です。
今年は時間がなかったので、ツアーには参加できませんでした。

その代り、セミナーにはフルで参加しました。

社長の講演会2つに参加。

ナケレバツクレバ~新しい価値づくりに挑戦するクレハ~(クレハ 代表取締役社長 小林豊)
漢方のツムラ「伝統と革新」(ツムラ 代表取締役社長 加藤照和)

事前に申し込みが必要でしたが、申し込み時点ではすでに定員に達してました。
ところが、当日行くと結構席が空いていて、入り口でチェックもなかったので、自由に入れました。
事前申し込みは、おそらく参加者の偏りを避けるためにやっているんだと思います。

クレハの小林社長は、日本企業の誠実な経営者という感じで、好感持てました。
プレゼンでも、「この事業は多額の予算をかけて開発したけど、商品は売れませんでした」みたいなことを正直におっしゃっていました。
ハッタリ系の経営者(誰とは言わないけど)よりは全然信頼できると思いました。
クレハというとクレラップですが、医薬品、農薬、工業薬品、食品包装材の各事業領域がだいたい同じくらいの事業規模とのこと。
「当社は良いものを作れば売れる」という発想が強いが、これからはマーケットインの発想が重要だ。
そんなことを仰っていました。
「いまさら?」というところはありますが、最近の日本企業の多くは、高い技術力を持ちながら、市場が読めていないせいで海外勢に負けているので、仰っていることは良く分かります。

一方で、ツムラです。
知らなかったんのですが、バスクリン事業は2008年に売却しており、現在は、医療用漢方製剤に特化しているようです。
医療用漢方薬で国内シェア8割超と圧倒的なシェアを持ちます。
ちなみに、漢方というと中国のイメージが強いのですが、日本の漢方薬は中国とは別に発展したものなんだそうです。
強い独占力を持つという意味では、バフェットが好みそうな銘柄です。
ただ、原材料の高騰によって、近年、利益は低下傾向にあります。
医薬品のことは詳しく分からないんですが、法律で薬価が決まっているはずなので、原材料費が高騰したからと言って、安易に値上げはできないと思います。
コストを価格に転嫁できないという点では、バフェット銘柄ではないのかも。
良い企業だと思うんですけどね。

最後のパネルディスカッションでは、ライフネット生命の岩瀬社長も登壇されていました。
業績が思わしくないせいか、イマイチ発言も歯切れが悪く、今後の明確なビジョンが描けていない様子が伺えました。
ライフネット生命は、さわかみ投信のビジネスモデルを参考にしたそうですが、肝心のさわかみも苦戦してますからねえ・・・
両者ともに、業界に新風を吹き込んだことは認めますけど、継続的なビジネスモデルは構築できていない感がありますね。

優れた革命家が、革命後の政権運用に失敗することは歴史的に腐るほどあります。
それと同じことだと思えば、全く不思議なことではないのですが。

横浜01


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