大戸屋ホールディングス(2705)から株主優待が届きました。
10年以上ホールドしており、株価は2倍以上に上がっています。
購入当時は、ピーターリンチの言う「テンバガー(10倍株)」の可能性があると思って買ったので、2倍程度上がったところで、さほど満足はしてませんね。
しかも、最近お家騒動で大変なことになってますね。
大塚家具、ロッテ、雪国まいたけ、赤福等、企業にはお家騒動が付き物ですね。
「お家騒動」とは言えないかもしれませんが、セブン&アイの内紛も凄かったですね。
こういうのって、企業価値の維持、向上にプラスになることはないはずなのですが、人間の営みなので、経済合理性はなかなか働かないんでしょうね・・・
僕としては、大戸屋は、家庭の味に近い料理をリーズナブルな料金で提供してくれていたので、学生時代(当時は数店舗しかなかった)から利用していました。
当時は、知る人ぞ知る評判の良い店・・・という感じでした。
それがドンドン成長して、店舗が増えていっていました。
バリュエーション的には割安とも言えなかったけど、長期的な成長性を見越して買い増した。
判断は誤っていなかったわけですが、成長性に対する見積もりは甘かったかも・・・と思います。
ここ数年は、株主優待を使うとき以外は大戸屋には行かなくなりましたね・・・
値上げした一方で、同じメニューでも量が少なくなっている気がします。
店舗は以前よりも洗練されているけど、上の記事にあるような「オペレーション重視」になってきた気がするんですよね。
株主としては、利益を上げることは重要だと思いますが、一顧客としては利益追求のやり方に一抹の疑問を抱くこともあります。
まあ、株主優待は欲しいし、業績も悪いわけではないので、引き続きホールドし続けると思いますけどね。