バフェット氏が率いる、バークシャーハサウェイがアップル株を1200億円相当取得したというニュースが一昨日出ていました。
「???」というのが偽らざる感想です。
アップルの将来性がどうこう・・・ということを言いたいわけではありません。
バフェットは、「自分のわからない企業には投資しない」という方針で、ITバブルの時も、IT株を一切買わなかったことで、損失を免れた。
その後くらいから「バフェット神話」が世間一般に広がっていきました。
だから、IBM株を取得していた時も、「なんで?」と疑問に思ったんですよね・・・
「IT業界」と言っても、いまはだいぶ成熟してきたし、IBMやアップルはいまや「老舗」と言って良い企業になっています。
でも、バフェット氏に限らず、後継者と目されている人材を見ても、この領域に明るい人はいない感じなんですよね・・・
こんな記事も出ていますが。
バフェット氏はなぜ、今アップルだと思ったのか?
記事を読んでも、やっぱり釈然としませんねえ。
・バフェットの神通力がなくなった(とうとう耄碌したなんて言う人もいますが)
・バフェット(あるいはバークシャーのメンバー)には凡人が見えていないものが見えている
どっちなんだろう?
資金が膨れ上がりすぎて、投資対象が限定されてしまう・・・というのはもちろんあるわけですが、そん中でも、他に選択できる銘柄はあるはずです。
僕のスタンスとしては、
・自分より優秀な投資家からは謙虚に学ぶべき
・ただし、彼らを盲信すべきでないし、追従して売買もすべきではない
といったところです。
いずれにしても、注目はしておきたいところです。