株価が冴えませんねぇ。
そういえば、「セルインメイ(Sell in May)」という言葉があります。
「5月は株を売れ」ってことで、投資家の間では結構有名な格言(?)です。
でも、正確には「Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.」と言うのだそうで、「5月に売って、9月半ばまで戻ってくるな」てことらしいです。
前半だけが有名になってますね。
「5月売れ」というよりも、「6~8月に株価が下がる傾向がある」って言った方が分かりやすいかと思います。
でも、これは本当なのか?
都市伝説だと思っていましたが、「ヘッジファンドの多くは5月決算で、保有株式を一旦売却する」とか、それなりの理由づけはされています。
6~8月が夏休みシーズンになるので、薄商いになるというのもあるのかも。
で、気になるのは「これに従って売買すれば。本当に儲かるのか?」ということです。
過去5年のTOPIXのチャートで検証してみました(画像参照)。
5月に売って、9月に買い戻したとします。
結果は、3勝2敗(売値>買値)となりました。
これだけでは、何とも言えませんね・・・
ネットで見ても、「セルインメイ」が当てはまるか否かに関しては、議論が分かるようです。
まあ、5月に売って9月下旬に買い戻して、それだけで儲かるようなら、何の苦労もないわけですが。
僕としては、5月以降も普段通りに買っていくつもりです。
大きく下がったら、多めに買っていくという戦略も変えません。
いずれにしても、日本株のポジションを減らしたいところなんですが、なかなか難しいところです。