労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です
多くのインデックス投資家ブロガーのネタになっている(僕も何度かネタにしていますが)、元インデックス王子にして、現在はダークサイドに落ちられた内藤忍氏のブログで下記のエントリーがありました。
たしかに、僕自身、依然としてお金の不安は解消しないんですよね。
内藤氏いわく、資産をストックではなくフローに変えることが必要、とのこと。
1億円持っていても、1億円という資産に過ぎない(使えば減ってしまう)が、そこから安定的に50万円のフローを生み出すことができて、その範囲で生活すれば、不安は解消する。
まあ、そうでしょうね・・・
それは否定しないですし、すでに『金持ち父さん 貧乏父さん』にも書かれていることです。
現状の僕の資産では、安定的に生み出しているキャッシュフローは、株の配当金+投信の分配金合わせて100万円強と言ったところです。
内藤氏によると・・・
安定したキャッシュフローを作ることができる資産は、日本国内では今や不動産しかありません。
ここも否定はしません。
不動産しかないかはわかりませんが、不動産は比較的安定したキャッシュフローが得やすいことは事実かと思います。
でも、内藤さんっ!!
いつの間にか、ワイン投資だけでなく、海外不動産も勧めるのをお辞めになったんですねぇ。
最近は国内不動産イチ押しのようです。
税制優遇、マイナス金利、将来の消費税増税への備えなど、不動産投資にとっては追い風が吹いているようです。
個人投資家の方を見ていても、「不動産、良いかも」みたいなことを言っている人も散見されます。
実際、リタイアして資産だけで生計立てるとすれば、株より不動産の方が適しているのかな・・・と思うこともよくあります。
ただし、不動産には空室リスクもあるので、「安定したキャッシュフローが作れる」という保証はないですよね。
不動産取得にはコストもかかるし、維持管理の労力もかかります。
資産価格も一定ではないことを考えると、ノーリスク、あるいはローリスクでキャッシュフローが生み出せるかのような物言いは誤解を与えるのではないかと思います。
実際、FPの方から聞いた話では、アーリーリタイアした後、新たに不動産投資をして失敗して、再就職を余儀なくされた方がいるそうです。
共通する要素はあるとはいえ、「株式投資も不動産投資も一流」というわけにはなかなかいかないと思いますね。
なので、僕は不動産投資はやらないつもりです。
不動産投資に対して批判的なわけじゃないですよ。
それでちゃんと収益を上げられる人は、やればよいのです。
僕はそうでないと思うから、手を出さないというだけです。
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お疲れ様です。
内藤氏の言うことは鵜呑みには出来ないです。
例えば1億で5戸のワンルームを買ったとして・・・
管理費だけで最低100万/年掛かります。1%ですね。
家賃収入(手取り)が5%として実質手取り400万。
これなら配当利回り4%のREITと変わりません。REITの管理費(手数料)はもっと安いですしね。
8986とか買うほうがリスク低いと個人的には思うんですけどねぇ。
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そうですね。REITなら小口で取引できるし、時間と銘柄分散させることでリスクヘッジもできます。個人的には現物不動産に投資する気持ちはないですね。
わたしは、グローバルREITのファンドをコツコツ買っています。