とうとう、破綻したワインファンドを積極的に推薦されていた内藤忍先生が、やまもといちろう氏に晒されてしまいました。
破綻したワイン投資詐欺『ヴァンネット』に群がった著名人|やまもといちろうコラム
内藤忍氏は、もともとインデックスファンドのエヴァンジェリストだったんですが、マネックスを独立されてから、ワイン投資や海外不動産投資を推奨していて、インデックス投資家から叩かれていました。
僕も、以前『内藤忍の資産設計塾』を読んで、影響を受けていましたから、内藤氏の変節は他のインデックス投資家同様に心地よくは思っていませんでした。
それがとうとう、著名ブロガーに晒されるに至ったわけです・・・
内藤氏は、ブログで夜中に食べるラーメンはなぜ美味しいのか?みたいな、相変わらずわれ関せずの記事をお書きになっています。
ネット社会では、シラを切り通そうとしても、なかなか切り通せないので、そろそろゴメンナサイした方が良いんじゃないかと思います。
でも、僕の主旨は内藤氏を批判することでも貶めることでもありません。
それにしても、それなりに名前のある人たちで、内藤さんにしても投資に関する知識は並大抵ではないはずなのに、なぜこんな原始的なポンジスキームに騙されちゃったのでしょう。
やまもと氏の文章の引用です。
内藤氏は金品の授受はないと仰っていますが、そうであれば、純粋に詐欺にあったということになるでしょうね。
僕は別に内藤氏に騙されたわけではないので、彼に対して腹立つ理由はないのですが、この点が腹落ちしないんすよね。
金融リテラシーが高い ≠ (詐欺に会わない)冷静な判断力を持つ
ということなんでしょうね。
内藤氏を「他山の石」として学ぶべき点は、金融リテラシーだけでなく、判断力も磨くべき・・・というところでしょうか。
#
私も一時期内藤氏の考え方(特にアセットアロケーション)には強く影響されましたので、まさかの事態に閉口しておりました。
ま、いずれ分かることでしょうが確実に金貰って宣伝していたんでしょうね。
自分も昔ラブホファンドに騙された口なので大きな口叩ける人間では無いのですが、こういう悪質なファンドを破たんさせた人には厳罰を処してもらいたいです。
ここ最近でもレセプト債、いつかはゆかし等々こいつら分かっててやっていただろ?的な悪質な投資案件が多すぎます。
#
お金を貰って宣伝していたとしても、詐欺であることは知らなかった可能性はあるのかな?と思います。詐欺の片棒を担いだとなると、信用ガタ落ちですのでね。
個人的に相談したファイナンシャルプランナーの方も、なぜかアクティブファンドを勧めて来られたので、ちょっと疑問に思ったことがありましたが、彼にバックマージンが入るようです。
ポジションニュートラルでない人の意見は聞かない方が良いんでしょうね・・・