捨てる(売る)前に過去読んだ投資本を再読する「断捨離読書シリーズ」も16回目まで来ました!

本日紹介するのは、『帝王の投資哲学』(スティーブン ミンツ, トーマス ウィルソン, ダナ デイキン)

1999年に出版された本ですが、全く古さを感じさせない本です。
これを読むと、20世紀の時点で、現代の投資手法や投資理論はほとんど完成されていたんだな・・・と思います。

本書は、元々は米国の公共放送PBSの番組のための取材を元に作られた本だそうです。
「官より民」の国だけあって、PBSはNHKやBBSほどの存在感はないようですが・・・

閑話休題。

本書は、投資家や、金融系の研究者の著名人の投資術や、彼らの考え方を紹介したものです。
目次をみていただくのが、一番わかりやすいかと思います。

第1話 成長株はより高く(フォスター・フリース)
第2話 割安なものを買え!(ジョン・ネフ)
第3話 システム運用の極意(バー・ローゼンバーグ)
第4話 市場を出し抜けるか(ウィリアム・シャープ)
第5話 新興市場を掘り起こせ(マーク・モビアス)
第6話 金利に賭ける(ウィリアム・グロス)
第7話 資産配分こそが決め手(ギャリー・ブリンソン)
第8話 投資家心理の虚実(ピーター・バーンスタイン)

投資に関して多少勉強したことがある人なら、半分くらいの人名に聞き覚えがあるんじゃないかと思います。
特定の手法や分野に偏らず、幅広くバランスの良い人選がされていると思います。

従って、本書を読むと、主要な投資手法、投資理論の概略がざっとわかります。
加えて、それぞれの分野のトッププレイヤーを取材しているので、彼らの生き方、考え方を知るという楽しさもあります。

最初に読んだ当時は、バリュー投資信奉者(いまでもそうですが)だったので、ジョンネフのところが印象に残っていた記憶があります。
ギャリー・ブリンソンのところは全く覚えていなかったのですが、国際分散投資の勉強をして、実践している現在に読み返すと、言わんとしていることが良く分かりました。
結局、自分の関心のあるところしか記憶に残ってないんだなあ・・・
と思います。

昔読んだ本を再読すると、いろいろと新しい発見があって楽しいですよ!

なお、断捨離読書シリーズのバックナンバーは下記を参照ください。

断捨離のために投資本を再読1~橘玲の著作~
やっぱり、一生働かなくて暮らせる資産は1億円?~断捨離読書2~
断捨離のために投資本を再読3~なぜか日本人が知らなかった新しい株の本~
断捨離のために投資本を再読4~天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方~
古参のバリュー投資家はどこに消えた?~断捨離読書5~
リターンだけじゃなく、リスクもちゃんと考える~断捨離読書6~
株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」~断捨離読書7~
ホントは教えたくない 資産運用のカラクリ~断捨離読書その8~
黄金の3ステップでもうかる はじめてのバリュー株~断捨離読書その9~
投資家心理を知って裏を行く バリュー投資再入門~断捨離読書その10~
神と悪魔の投資論 リスクと心理のコントロール~断捨離読書その11~
『商品の時代』を読んでコモデティへの投資を検討~断捨離読書その12~
大学教授は株式市場で勝利者になったのか?~断捨離読書その13~
バフェットとソロスから学ぶ~断捨離読書その14~
ファンドマネージャーの株式運用戦略~断捨離読書その15~


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