捨てる(売る)前に過去読んだ投資本を再読する「断捨離読書シリーズ」も15回目まで来てしまいました。

本日紹介するのは、『ファンドマネージャーの株式運用戦略』(渡辺 幹夫)

1999年に出版された本ですが、当時はプロのファンドマネージャーが書いた投資指南書はほとんどなかったと思います。
そういう意味では、プロがどういう運用しているか知ることができるという点で、希少価値もありました。

いまは、希少価値は薄れましたが、投資の基本は数年で大きく変わることはないので、中身が現代で通用しなくなっている・・・なんてことはないと思います。

著者は現在では何やっているのかわからず、消息は良くわかりません。
すでに50代のはずなので、現役を退かれているかもしれませんね。

さて、内容の方ですが、ファンダメンタル分析、テクニカル分析、投資心理など、多岐にわたります。

逆に言うと、ひとつひとつはさほど深く掘り下げられてない感はあります。
一方で、前半に「アノマリーを利用したカラ売り戦略」、「コンバーティブル・アービトラージ戦略」みたいな説明があるのですが、特殊で素人には理解しがたい。
にもかかわらず、後半に投資心理のような、一般的で分かりやすい章があったりします。
もう少し編集と言うか、構成を工夫して欲しかったな・・・というところ。

投資の基礎を体系的に理解するというよりは、ある程度勉強している人がが副読本として活用すべき本かな、と思います。

断捨離読書シリーズのバックナンバーは下記を参照ください。

断捨離のために投資本を再読1~橘玲の著作~
やっぱり、一生働かなくて暮らせる資産は1億円?~断捨離読書2~
断捨離のために投資本を再読3~なぜか日本人が知らなかった新しい株の本~
断捨離のために投資本を再読4~天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方~
古参のバリュー投資家はどこに消えた?~断捨離読書5~
リターンだけじゃなく、リスクもちゃんと考える~断捨離読書6~
株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」~断捨離読書7~
ホントは教えたくない 資産運用のカラクリ~断捨離読書その8~
黄金の3ステップでもうかる はじめてのバリュー株~断捨離読書その9~
投資家心理を知って裏を行く バリュー投資再入門~断捨離読書その10~
神と悪魔の投資論 リスクと心理のコントロール~断捨離読書その11~
『商品の時代』を読んでコモデティへの投資を検討~断捨離読書その12~
大学教授は株式市場で勝利者になったのか?~断捨離読書その13~
バフェットとソロスから学ぶ~断捨離読書その14~


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