断捨離読書その9です。

正月休みを利用して、一度読んだ投資本を読んでいます。

本日ご紹介するのは、『黄金の3ステップでもうかる はじめてのバリュー株』(角山智)。

個人投資家として、何冊も本を出されている角山智さんの3冊目の本です。

1冊目~3冊目の著書に関して言えば、いずれも良書です。

ただ、その後の著書は未読です。
というのも、角山氏の投資スタイルがだいぶ変わってきたようで、テクニカル分析を取り入れたり、マクロ経済の動向を投資の判断材料にされたりして、バリュー投資から徐々にブレていっているように感じたからです。

ここ2年に関して言えば、氏はアベノミクスに乗り損ない、市場平均を下回るパフォーマンスしか上げられていません。

公式サイト上でも、昨今の株式市場は高すぎる、バブルだと繰り返し主張されています。

パーシャルオーナー

セミナーで、万単位の受講料を取っていることもあり、2ちゃんねるで叩かれています。
まあ、パフォーマンスをごまかさず公開していたり、自身のスタンスを明確にされている点は、ネットで広告を出して、商材を売っている「(エセ)カリスマ投資家」よりも全然誠実だと思いますが。

現在の角山氏から積極的に学ぼうとは思わないのですが、少なくとも最初の3作については、いま読んでもとても役に立つと思います。
特に、ボリュー投資のための銘柄選択の仕方や、財務諸表の読み方に関しては、類書と比べてわかりやすく、しっかりと書かれています。

本日紹介する、『黄金の3ステップでもうかる はじめてのバリュー株 』は初心者向けの本です。

最初に読んだときは、「だいたい知っていることだなあ。わざわざ読む必要はなかったな」と思って、一度読んだだけで放置していました。

今回、数年ぶりに再読して、基本的なことがコンパクトにまとまった良書だと再認識しました。

特に、企業の適正株価を下記の「魔法の公式」で簡易的に見積もる方法は、バリュエーションの基本を実践に適応する簡単な方法論として、有用だと思いました。

1株益×15+1株株主資本×0.5

バリュー投資の初心者の方は、本書を読んでおくと遠回りしないで済むと思いますよ。

「断捨離読書」シリーズの過去の連載は下記を参照下さい。
断捨離のために投資本を再読1~橘玲の著作~
やっぱり、一生働かなくて暮らせる資産は1億円?~断捨離読書2~
断捨離のために投資本を再読3~なぜか日本人が知らなかった新しい株の本~
断捨離のために投資本を再読4~天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方~
古参のバリュー投資家はどこに消えた?~断捨離読書5~
リターンだけじゃなく、リスクもちゃんと考える~断捨離読書6~
株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」~断捨離読書7~
ホントは教えたくない 資産運用のカラクリ~断捨離読書その8~


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