暖かくて、天気の良い週末ですね。

もう正月休みに入っている人もいるかもしれませんね。

さて、NHKの「お金と感情と意思決定の白熱教室 ~楽しい行動経済学の世界~」が面白いです。

そんなわけで、行動経済学の本を再読しています。

『人生と投資のパズル』(角田 康夫)

出版されてから10年以上たっていますが、全然古びていない、良い本です。

最初に読んだときは、面白いとは思いつつもあまり印象には残っていませんでしたが、いまになってその真価がだいぶ理解できたという感じです。
当時は、行動経済学(本書の中では行動ファイナンスと呼んでいますが)が普及をはじめて間もないころで、まだ海のものとも山のものともつきませんでした。
僕自身、これが学問として成立しうるのか、あるいは投資に有用な知識なのか、ちょっと懐疑的でした。

さて、著者は金融業界の人なので、概念的な解説のみでなく、具体性もあって、バランスの取れた内容になっています。
かといって、ごまかしはあまりなく、ちゃんとした説明をしてくれています。

ただ、一部条件付き確率を理解していないと分からない個所もあったりするので、数学が弱い人は一部理解しづらいところはあるかもしれません。

ちゃんと論理的に紐解いていくと、自分たちの行動がいかに非合理的かが理解できます。

最後の方に、投資法を行動経済学から読み解いたくだりがありますが、そこは僕にとってはとても興味深かったですね。

インデックス投資のドルコスト平均法が、行動経済学から見てどうして効果的なのか、という説明がされていたりします。
ただし、著者が一番薦めているのはバリュー投資ですが。

要するに、人間の非合理的な行動が市場のゆがみをもたらす。
そこに目を付けて合理的な判断ができれば、儲かる。
そいうことなんでしょうね。

本書の兄弟本(?)『行動ファイナンス』もおススメですよ。

断捨離読書シリーズについては、下記を参照ください。

断捨離のために投資本を再読1~橘玲の著作~
やっぱり、一生働かなくて暮らせる資産は1億円?~断捨離読書2~
断捨離のために投資本を再読3~なぜか日本人が知らなかった新しい株の本~
断捨離のために投資本を再読4~天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方~
古参のバリュー投資家はどこに消えた?~断捨離読書5~
リターンだけじゃなく、リスクもちゃんと考える~断捨離読書6~
株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」~断捨離読書7~
ホントは教えたくない 資産運用のカラクリ~断捨離読書その8~


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