久々に投資本のレビューです。

『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法』

ここ数か月、株高が続いているので、新規に投資するモチベーションもなくなりました。

いま、仕事を再開して安定的な収入が得られるようになって、それで生活費は十分賄えるので、投資への関心も落ちてきているし、投資本を読むこともほとんどなくなってしまいました・・・

僕自身、株式投資に関する書籍を書いてみたいと思ったことはあるのですが、すでに株式投資に関する理論は完成されていて、新しいことはないし、いまさら僕が本を書いても、有用な知識を提供することはできないだろうと考えたからです。

さて、本書を読んでみたのは、「FIRE運動」と「投資」を結びつけて語られていて、FIREを実現するというところから逆算して、どう株式投資を考えればよいのか? というのに興味があったからです。

著者は、下記のブログを運営するブロガーです。

三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた

本書で特徴的なのは、米国の高配当株に投資して、インカムゲインを最大化させる・・・というところを重視されている点です。

たしかに、リタイアして安定収入がなくなると、キャピタルゲインよりもインカムゲインを重視する必要がありますし、そのためには、日本株よりも米国株の方が良いというのは、筋が通っています。

著者は22歳で株式投資をはじめ、30歳でFIREを達成されたというから、早いですねぇ。

私の30歳の頃は、株価が低迷して、リタイアどころではなかったですね。

リタイアのメドが立ったのが、40歳を超えてからです。

著者が先見の明があったというのは間違いないでしょう。
いまでは、珍しくない考えかもしれませんが、10年前に、「配当性向の高い米国株に投資する」という発想を持っていた人は、少なかったはずです。

Amazonの批判的なレビューでは「再現性がない」というのが目立っていましたが、どの投資法でも、再現性はないと思います。

リーマンショック後に投資を始めた人は、ほぼ右肩上がりで資産を増加させるのに成功していますが、次の10年や20年は同じだけの資産の増加はほとんど望めないと思います。

特に、米国株は、これ以上の大幅上昇は望めないかなぁ。。。
もっとも、本書ではキャピタルゲインよりはインカムゲインを重視しているので、株価が上昇しなくても、減配がなければ安定収入は確保できて、目的は達成できるわけですが。

いずれにしても、ここ10年のうちに投資を始めた方は、それだけで恩恵に預かっているともいえるでしょう。

だからと言って、本書が参考にならないわけではありません。
同じくらいの資産の増加は期待できないにしても、考え方は十分学ぶ意義があります。

ただし、僕自身はインカムゲインは重要ではないので、自分なりの投資術を取り続けたいとは思っていますが。

 

 

 

 

 


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