米大統領選が、意外なまでの接戦になっていますねえ。
僕自身は、1か月前まではトランプが勝つと思っていましたが、トランプがコロナに感染してから、風向きが変わりつつつあるなあ・・・と感じていました。
期日前投票の数の多さと、世論調査の結果を総合すると、バイデンが勝つ可能性が高いと、考えを変えました。
この辺は本ブログでも書きましたが。
バイデン圧勝だとは思ってはいなかったですが、多少は差をつけて勝利する・・・というのが、僕の予想でした。
ブッシュジュニアの再選の時、アメリカは、意外に保守層が強いこと、国際協調よりも国内の安定と繁栄を重視する人たちがかなりの数存在することを実感しました。
それを含めた上で、さすがに新型コロナの蔓延(しかも大統領本人まで感染してしまう)や、トランプの傲慢な言動を見ていると、さすがにアメリカ国民の過半数はトランプを選ばないだろう・・・と思っていたんですよ。
まだまだ認識が甘かったなあ・・・と思います。
ネットを見ていると、日本には意外にトランプ支持の人が多いなあ・・・と思います。
安倍総理とトランプの関係が良かったし、トランプの強硬な対中政策は日本の国益とも一致しているし、特に保守層には受けるところはあるんでしょうねえ。
「日本のメディアは(アンチトランプ側に)偏向している」という批判もありますが、ヨーロッパのメディアはもっとトランプに批判的だし、アメリカの大半のメディアも同様です。
それはさておき、結果が定まらない不安定な状態にもかかわらず、株価は好調を維持し続けています。
方向性が固まってくれば、どっちに転んでも株価は上昇しつつ、もっと安定していくと思っていました。
そうした予想を立てていたこともあり、10月下旬にはファンドをいつもより多めに買っていたのですが、結果が出ないまま株価が上昇してしまったのは、違和感はありつつも、まあ結果オーライかなあ・・・とは思っています。
当初は「トランプ→株高」、「バイデン→株安」みたいに言われていましたが、実際はそんなことはありませんでした。
そもそも、4年前も「トランプが大統領になれば株価は暴落する」みたいなことが言われていましたが、実際はそうなりませんでした。
予想なんてそういうものです。
まあ、結果が明確になるにつれて、株価は安定していくとは思いますけどね。