米国株が急落しましたねえ。
僕自身は、米国株は高すぎ&上がり過ぎだと思っている(本ブログでも何度もそう書いてきました)ので、大幅下落は何も不思議ではないし、健全だとも思います。
このままいくと、トランプが再選されてしまいそうですから、株価が落ちて支持率も下がった方が良いとも思ってます。
それにしても、トランプがここまで人気が維持できているのは不思議でなりませんね。
大統領選に勝利した時、メディアの色々な解説を見たり読んだりして、納得はできたんですが、コロナ対応の悪さと、その後の分断を煽るような発言を見ていると、「さすがに支持者も離れるだろう」と思いました。
たしかに、一時的には反トランプが増えている感じはあったけど、最近はトランプ支持者が戻ってきている感じがしまう。
ブッシュの時も「こんなに意味のない戦争を仕掛けておいて、さすがに再選はないだろう」と思っていたら、ちゃっかり再選してしまっているので、アメリカの保守層の厚さ、強さは無視できないと思いますよ。
安倍政権がトランプ政権と良好な関係が築けているせいか、日本のメディアもトランプに対してあまり批判的な報道はしません(当選前と当選後で明らかにメディアの論調が変わった)が、欧米のメディアの報道ぶりを見ていると、かなりトランプに対して批判的です。
政治の話はさておき、僕自身は、これまで同様にファンドをコツコツ積み立てたいと思っていますが、先進国株、日本株は上がり過ぎていたので、毎月の買い付け額を減らしていました。
その代わり、下がった時しかわかない、国内外のリートに資金を回していました。
このまま下がってくれれば、これまで同様に、株式ファンド中心で買っていくかな・・・と思っています。
日本株は相対的に割安だとは思いますが、米国株の連動性が高いので、国内の動向に寄らず、米国株に引っ張られるんだろうなあ……と思っています。
個別株についても、安いものはあるので、様子を見ながら買っていく可能性はあります。
いずれにしても、大きくは動かないと思います。
直近の高値から1割以上落ちれば、もっと積極的に買っていくかもしれませんが。
リーマンショック以降は、米国株は一時的には急落しても、力強く回復して、過去最高値を更新してきました。
好調な経済に裏打ちされているので株価上昇自体は不思議はないのですが、さすがに今後も景気が維持できるかはわからないし、実体経済とのかい離も高まっているので、安心はできません。
リスクはたくさんあるのに、これまで調子が良すぎたというのは、紛れもない事実だと思いますよ。