労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です
FP相談の第3回(最終回)の記事を書こうと思ったのですが、気になるニュースがあったので、そちらに関して先に書きます。
ピケティの言う格差上位1%、日本では年収いくらの人か?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00000013-wordleaf-bus_all

本記事によると、年収1500万円が上位1%に入るそうで、意外に低いことが話題になっています
現実は「こんなもんだろう」と思いますけどね。
でも、ピケティは所得ではなくて、資産の格差を問題にしてるんじゃないの?
格差や不平等の問題を考えるとき、フロー(所得)とストック(資産)の両方を視野に入れる必要があると思います。
以前も書きましたが、資産構成をみると、1億円以上の世帯は全世帯の2%です。
上位1%がいくら以上になるかは定かではないですが、下の方(1億円強)に分布が偏っていることを想定すると、資産額が2億円もあれば、上位1%には入るんじゃないかと思います。
年収1500万円の場合、税金と生活費を差し引いて、年間500万円貯金できるとしても、2億円に達するには40年かかります。
(金利が低いので貯蓄からの利回りは入れてませんし、資産運用することも想定していません)
やっぱりこれを見ると、資産相続、および資産から収益を得ることは富裕層(金持ち)への近道だと思います。
ちなみに、日本における所得格差の問題は2月11日の日本経済新聞の経済教室に「格差を考える」というテーマで森口千晶教授(一橋大学)が詳しく論じていて参考になります。
ネット上に記事の再録はないですが、レビューはありました。
所得格差はほんとうに拡大しているのか?改めて考える。
http://blogos.com/article/105431/

最初の記事同様、富裕層ではなく、低所得層が拡大しているというのが、日本の格差拡大の要因のようですね。
日本においては、格差を是正するためには、高所得者層だけではなく、中間層も犠牲を払う必要がある
日経のコラムで、森口氏はそう論じていました。
突き詰めていくと、日本では、
・高齢者層と若者層の格差
・正規雇用者と非正規雇用者の格差
が問題となってくるのではないでしょうか
まあ、これは以前から良く言われていることで、意外性はないですけどね。


2件のコメント


  1. SECRET: 0
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    高齢者でも貧困層は多そうです。やはり、正規雇用と非正規との格差が格差社会の一番の原因かなと漠然に思っています。
    リンクの記事内で「年収750万~580万円の層で、所得上位5~10%に相当する」と記載がありました。この先進国日本において、そんな年収で5~10%に入ってしまうのか!ということが微妙にびっくりしました。もっと高額なものと考えていただけにです。

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  2. SECRET: 0
    PASS: e753eb3722e4b202a29476e374dd3fa4
    記事の所得は個人年収だと思います。
    共働きで年収300円台の農家とか、パートで働いている会社員の妻とか、フリーターのパラサイトシングルとかも含めれば、580万円で上位10%でもおかしくないんじゃないでしょうか?
    1人当たりの年収が400万円でも、共働きで世帯年収が800万円なら、十分豊かですしね……

    返信

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