「お金持ち」と言えば、都心のタワーマンションに住んだり、美女と高級レストランに行ったり、高級外車に乗ったり、クルーズ船を保有したり、高級カジノでギャンブルしたり……みたいなイメージがあります。
実際のお金持ちは、意外に地味だという話もありますね。
最近も、こんな記事が・・・
980円の既成シャツで十分。「お金を使わないお金持ち」の深すぎる考え方
一方で、こんな記事もありました。
ZOZOの前澤社長や紀州のドンファンみたく、「お金を使う」お金持ちも実際にいるわけです。
実際のところはどうなのか?
お金持ちの知り合いがたくさんいるわけではないけど、「人による」というのが真実だと思いますね。
一般に、年収の高い人はお金をたくさん使う傾向があるのは、事実だと思いますね。
収入が多いから、必然的に支出も多くなるのは傾向としては当たり前です。
「日本は海に囲まれていて漁獲高が高いから、魚の消費量も多い」というのと同じようなことです。
一方で、「お金持ち」に関して言うと、たしかに倹約家が多いんじゃないかと思います。
僕の主観だけでなく、実際に研究結果があるんですよね。
下記の本を読めばわかります。
アメリカの事例なんですけど、100万ドル以上の資産を持つ人達(日本でいう億万長者)に対して調査した本です。
お金持ちは、いわゆる「普通の人たち」で、普通に事業をやって、倹約をして、堅実な生活を続けて、「億万長者」になっている。
たしかに、1億円の資産を作るには、それで達成できてしまうと思いますね。
それができないのは、大半の人は、入るお金が増えると支出も増えてしまうからでしょう。
僕にとって、お金は消費するものではなく、さらにお金を生むための資産だと思っています。
投資をしてもよいし、そのお金を元に事業を起こしてもよい。
お金を使って、お金が増える循環を作るからこそ、「お金持ち」になれるんだと思います。
桁外れにお金がある人は、庶民とかけ離れた贅沢をしても、十分なお金が残るんでしょうが、大半の人はそうではないし、その部分だけ見ていても、本質を見誤ると思うんですよね。
上記の本を読んだ人は、「自分もお金持ちになれそうだ」と思えてきますが、一方で「お金持ちになっても、生活はいまと変わらなそうだなあ…」と思うと思います。
僕自身、資産が1000万円を割っていた頃と、生活はたいして変わってないですからねえ。
お金を使ったところで、より幸せになれるとも思っていないんですよね。
会社員の方で、お金持ちになりたい方は、下記の記事も読んでみて下さい。
やっぱり、あまり面白くないですねえ。
でも、現実はそんなものですよ(笑)。