お金お札

低予算映画『カメラを止めるな』の快進撃ぶりは凄かったのですが、今に至ってトラブルを抱えてしまいましたね。

「カメラを止めるな!」舞台作品との類似点めぐり「原作者」が告発

「カメラを止めるな!」に盗作疑惑?告発側に疑問も

“原作”と“原案”では大違い…映画『カメラを止めるな!』原作者と主張する男性と対立

沖縄ではまだ上映されていないので、「早く来ないかなあ・・・」と首を長くして待っていた矢先だけに、心配です。

「原作者」の和田亮一氏は、公開当初は応援していたようですが、大ヒットした今に至って、態度を硬化されているようです。
これに対して、批判意見もありますが、僕としては、正当な権利は主張すべきだと思うので、和田氏の態度がおかしいとは思いません。
僕自身、映画も見てなければ、原作となった舞台も見ていないので、どちらが正しいかは意見を言える身ではありません。

ただ、この揉め事に対して、原作者、あるいは製作者のどちらかを一方的に批判するのは違うんじゃないかとは思います。

インディーズ映画で、多少ヒットしたくらいのレベルであれば、「原作者」の和田氏も、自分の名前が「原案」として表記されていることに対して名誉を感じて、応援するのは至極普通の行為だと思います。

ただ、興収10億円みたいな勢いになっている状況で、称賛されるのも、利益を得るのも映画製作者側となると、「原作者」としては面白くないのは当然なことです。
それがたとえ翻案だったとしても、「もっと大切に扱って欲しい」「儲かったんだったら利益を一部を還元して欲しい」みたいな願いを持つのは、至極真っ当なことです。

「金が目当てか!」みたいな意見もあるけど、不当な利益を求めることは悪いことですが、正当な対価を求めるという意味での「金が目当て」というのは別に悪いことではないと思います。

もちろん、「この映画はオリジナルであって、あくまでも翻案である。だから、和田氏に利益配分をする必要はない」ということになったら、それはそれで一つの落とし所だとは思います。

当事者同士が平和的に話し合うか、あるいは法的に解決するかはありますけど、ちゃんと利益配分をするというのが正当な落とし所であり、そのための主張をすることに対して批判するのは違うと思うんですよね。

世の中の大半のトラブルはお金を巡って起こるし、それを解決するのもまたお金です。

話は変わりますが、「およげたいやきくん」を歌った子門真人は、楽曲に対して5万円の買取で、印税契約をしていなかった。
「およげたいやきくん」の大ヒットで彼が得た収入は5万円と、レコード会社から送られた白いギターだけだったそうです。
一方で、レコード会社はこの印税の儲けで新社屋を建てた。

僕も子供の頃、このちょっと物悲しい歌が好きで、良く聞いたものでした。
いまにして思うと、「たいやきくん」だけでなく、子門真人さん本人も、業界の「食いもの」にされてしまったんですねえ・・・

法律的にはやむを得ないことかもしれないけど、子門真人はもっと権利を主張しても良かったと思うし、レコード会社も温情で1億円くらい子門真人に還元しても良かったと思うんですよね。

「金にこだわるのは汚いことだ」という批判が、逆に悲劇を生んでしまっているところもあると思うんですよ。


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