労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です
というニュースが出てました。
とは言いつ、「ボーナスが増えたから、愛人でも囲ってみるか」「ボーナスが増えたから、高級ソープにでも行くか」みたいな話はあまり聞きません。
一方で、「アベノミクスの恩恵なんてない」「消費税増税で生活が苦しい」という意見を耳にします。
実際、今月初頭の厚生労働省の国民生活基礎調査でも、そのことが伺えます。
生活がやや苦しい、もしくは大変苦しいと回答した世帯は全体の62.4%!厚生労働省が実施した、2014年の国民生活基礎調査にて。
これって、一体どういうことなんでしょう?
「恩恵を蒙っているのは、大企業だけ」
「収入の増加よりも、消費税増税と物価高の影響の方が大きい」
ということかもしれません。
でも、このアンケートは主観的なものですよね。
僕が聞かれたら、答えるのに窮します。
僕の場合、収入の半分以下で生活しているし、30年間収入ゼロでも生活できるので、そういう意味では「大変ゆとりがある」と答えるべきなのでしょう。
でも、生活レベルが低いので「ゆとりがある」とは答えにくいんですよね。
株価も上がったし、景気の良いニュースも出てきている。
にもかかわらず、生活はあまり変わらない。
それで「生活が苦しい」と思ってしまうのかもしれません。
僕の場合、学生時代は極貧生活を送っていましたが、「生活が苦しい」とは感じていませんでした。
主観というか、人間の感覚というのは、なかなか杓子定規には測れないもんですね。
では、良い週末を!