労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です

昨日、「自己投資」のためにお金を使うべきか否か的なことを書きました(!?)。

出世する人の特徴

林真理子さんの下記の記事でも、昨日紹介した銀座ママと近しいことを仰っています。

林真理子「なぜ女の私が、いつも食事代を奢ってきたか」

野心を持って、それに向かって努力することが大切。
欲望や好奇心を満足させるためのお金を手に入れ、一流のものに惜しみなくお金を使うべき。
それはいずれ自分に戻ってくる。

簡単に言えば、そんなところでしょうか?

話題になった『野心のすすめ』(講談社現代新書)に基づいたインタビューです。

林真理子だけでなく、落合信彦も似たことを書いていました。

一昔前(バブル崩壊前)の作家は、庶民にあこがれのライフスタイルを示す役割も担ってきたから、こういう主張は不思議ではないし、実際にそれに触発されて野心を抱く人も多かったと思います。

いまはどうなんだろう? と思いますけど。

林真理子はデビュー時に姉や母が愛読していたので、僕も釣られて読んでました。
女の飾らない本音が面白おかしく語られていて、面白く読みました。
その後、欲望もだいぶ満たされたようで(笑)、当時の自虐感がなくなってしまったのが悲しいですが・・・

さておき、たしかにお金を使って一流のものに触れるというのは、たしかに一回はやっておいた方が良いと思います。

僕自身、新入社員の時に先輩にいろいろ言われて当初はブランド物を買ったりしましたし、(特典航空券や出張でですが)ビジネスクラスに乗ったりしています。
一流の演劇、歌舞伎、コンサートにも行っています。

はじめてビジネスクラスに乗って客室乗務員から個人名を付けて機内食の注文を取られた時の感動。コース料理を出された時の感動
はじめて高級フレンチを食べた時の感動
ブロードウェーで英語も分からない中「オペラ座の怪人」を観た感動
東京に来て、国立西洋美術館ではじめて実物の印象派絵画を見た時の感動

それらは、今でも忘れられない体験です。

ただ、僕は林真理子とは違って「お金を稼いで一流の生活を手に入れたい」とは思わなかったんですよね。
たしかに、ブランドものは質もセンスもいいとは思うし、高級ホテルは心地いいし、ビジネスクラスは快適です。
でも、「一回体験しておけばいいかな」、「高い金払ってまで手に入れなくてもいいや」となってしまいました。

はじめての時ほどの感動は、2回目以降は得られません。
お金を払って、2回目以降の薄れた感動を得ようとは思わないんですよね・・・

「だからお前はダメなんだ」と言われればそれまでなのですが。

学生時代の友達にお金がなくて、食費を切り詰めている男がいました。
彼は、どんなに貧しくてもお金を工面して、美術展に足しげく通ってたんですよね。
僕はそんな彼のことを尊敬していました。
お金がないと一流のものには触れられない、一流の生活ができない、なんてことはないと思います。
もちろん、お金はあった方がやりやすいのはありますけどね。


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